削除ボーイズ 0326 – 方波見 大志 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分


削除ボーイズ削除ボーイズ

主人公、直都が手に入れたのは、出来事を「削除」できる装置だった。
削除したいのは深爪の傷、息苦しい現実、それとも忘れられない過ち?
生命力に満ちた人物造形と疾走感あふれる筆致が織りなす、まったく新しいリアル・エンターテインメント。
フリーマーケットで見知らぬおじさんからもらった奇妙な装置。
車椅子になってしまった友人、引きこもりをしている兄、女子グループに交わろうとしない転校生やクラスのリーダーになろうとするいけ好かないクラスメイト。
そんな中で主人公は、一見デジカメのようだが、メーカーなどの記述がない装置を、さまざまな場面で使い続ける・・・・そして・・・・。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

第1回ポプラ社小説大賞受賞。(賞金2000万円)

名前は削除装置。対象に起きた出来事を削除できる。※デリケート機器なので扱いに注意。
使い方。枠が対象を捉えた状態で、シャッターボタンを押して撮影する。
タイマーに削除したい時間(西暦何年何月何日何時何分まで)を入力する。
画面に対象が映っていることと、削除したい時間が正確かを確認してDELETEボタンを対象自身が押す。
注 削除できるのはセットした時間から5分間の出来事。
一度削除した出来事は二度と戻らない。

時間をいじくるので詳細に追っていきたいところではあるけれど、本書は、あまり細かい設定などにこだわらずに適当に(できれば一杯飲んでから)読んだ方が楽しめる。
主人公が小学生なのは、ポプラ社だからだろうか?
設定が面白いだけに、すべてをうまく使いきれなかったのは残念だが、途中にオッと思わせるものもいくつか紛れ込ませていたのでそれなりに楽しませてもらった。
次に期待。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です