【この記事の所要時間 : 約 2 分】
サイトの横幅を640ピクセルにする理由――統計と現状に基づく結論
今、最も普及しているIE6でページを印刷することを考えてみる。特に何の設定もせずに普通にプリントアウトすれば、横幅およそ640ピクセルくらいまでしか印刷されないはずである。
ということで、サイトの横幅は640ピクセルまでにおさめないと途中で切れてしまうみたい。
いくつか試してみたが、なるほど、だいたい640ピクセルということみたい。
IEのデフォルト設定では左右の余白が2cmなので、横幅が640ピクセルならば、3ピクセル程度の余裕を残してきれいに印刷できるみたい。
ブラウザでサイトをきれいに印刷するには大きく以下の4つがあるとのこと。
1. サイト自体を横幅可変サイズで設定する。これなら、印刷時にはぴったりと収めてくれる。ただし、内部に含む画像は横幅640ピクセル未満にする必要がある。
2. 左端から640ピクセルまでを本文、それ以上の部分を右ナビゲーションにする。これなら、切れるのはナビの部分だから、肝心な地図などが切れる心配はない。(サイドバーは右がいいか左がいいかという議論があるが、印刷上は「右」が正解のように思われる)
3. サイトの横幅そのものを640ピクセルにしてしまう。
4. 印刷用CSSを別途設定する。
IE7からはこの問題が解決するらしいとのウワサがあるが確かめていないのでよくわからない。
ただ横幅が640ピクセルというのは、いかにも狭く感じる。せめて800ピクセルくらいにはしたい。
がちがちに固めるならページをPDFで固めるクセロPDFとかがいいと思うけど、ブラウザの印刷機能ではないので無視。