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火車
某弁護士事務所では、新人研修に使うらしい。
休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。
削除ボーイズ0326
主人公、直都が手に入れたのは、出来事を「削除」できる装置だった。
削除したいのは深爪の傷、息苦しい現実、それとも忘れられない過ち?
生命力に満ちた人物造形と疾走感あふれる筆致が織りなす、まったく新しいリアル・エンターテインメント。第1回ポプラ社小説大賞受賞。
詭弁論理学
誰でも一度は聞いたことがある詭弁術が紹介されているらしい。
強弁が強盗なら詭弁は詐欺だという主張。
例は多少が古めかしいが、中身は全く現役とのこと。
結構読み応えありそう。
復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇
「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というサイトで紹介されていた徹夜本。
紹介文に「これが冒険小説ではなく、実話であることに衝撃を覚えずにはいられないだろう」とあるが、激しく同意とのこと。
白鯨の元ネタとか。期待大。
火事場プロジェクトの法則―どうすればデスマーチをなくせるか?
IT業界永遠の問題に真っ向から挑んだ1冊。独自の「デスマーチ・チェックリスト」で失敗プロジェクトを生み出す体質を診断 → 改善につなげるアクションを提示。システム開発に14年間従事した著者が、自らの体験をもとに、理論だけでは伝わらない真実を解き明かします。
どうすれば予兆に気づけるのか?自分にできることは何か?トラブルが起きるのを防ぐには?技術力では解決しない問題の「なぜ」を斬る。
これは仕事に繋がりそうなので、とりあえず。
「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか
論理の力をみがいて、筋の通らない話に切り返したい。
弁護士が教える論理的な話し方の技術。
「そんな話は世間では通用しないよ」「他の人もみんな言ってるよ」 そんなふうに言われたら、あなたはなんて言い返しますか?
飛び火作戦、門前払いの手法、そもそも式論法など、弁護士が論理的な話し方の技術を伝授。
これも「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というサイトからの紹介。
悪魔の手引書となるかもしれない。とのことで期待大!
家族力―「いい親」が子どもをダメにする
全米の親・教師から絶大の支持をえていて、11冊連続ベストセラーを出している、家族・子ども問題の第一人者がおくる最新作。
現代ほど、子どもの問題行動が目立つ時代はない。
それは、日本だけではなく、アメリカやヨーロッパ、先進国共通の現象だという。
著者は、いったい今の子育ての何がまちがっているのかを検証、問題は子どもではなく、親や家族のありかただと、鋭く指摘している。
どういう親・家族が、子どもにとって本当にいい親・家族なのか?
他の児童心理学者や子育ての専門家の長く主張してきた子育て法芚して、現代の親たちが信奉してきた子育て法を、一刀両断する。
子育てはむずかしいと頭をかかえる親たち必読。
目からうろこの子育て読み物。
子育ては特にしていないが、興味がひかれたので。
ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る
労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている!
実際に「ワーキングプア」に陥って生活苦にあえいでいる人たちへのインタビューやさまざまな統計データとともに、「ワーキングプア」の平均像を浮き彫りにする。
kogaidanさんオススメ。