★★★☆☆[映画] ミュンヘン – Munich (レビュー・感想・解説・ネタバレ)

【この記事の所要時間 : 約 3 分


ミュンヘンミュンヘン

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レビュー・感想・解説・ネタバレ

完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。

1972年のミュンヘンオリンピックで起きた「ブラックセプテンバー(黒い九月)事件」。イスラエルのゴルダ・メイヤ首相は、モサドにパレスチナ人への報復を命じる。事実を基にした映画である。(inspired by real events と字幕にあった)

武装した黒い九月のメンバー8名がイスラエル選手村に乱入。黒い九月は、イスラエル人選手とコーチの2名を殺害し、9名を人質にとる。ヘリコプターでの脱出時に西ドイツ当局と銃撃戦になり、人質9名の全員が死亡。黒い九月メンバーは8名のうち5名が射殺され、残りの3名が逮捕。

「ミュンヘン」を見るための準備」のエントリを書いたのが、半年以上前なので、かなり時間が経ってしまったが、レンタルDVDで、スピルバーグの問題作「ミュンヘン」を見た。

映画公開後、イスラエル、パレスチナ双方から批判される。映像としては、非常にリアルで、主人公が、仲間を次々に失って追い詰められていく様など見入ってしまったが、史実と異なる部分があるなど粗雑さも印象に残った。

報復命令を受けた主人公たちの仕事は、「暗殺」というよりは「暗殺+世間に暗殺を知らしめる」ということらしく、銃での暗殺より爆薬での暗殺がより好ましいと述べているが、意外と銃で暗殺しようと企むことも多くなぜだろうと思った。(爆弾の専門家の能力の問題?)

ゴルダ・メイアが報復作戦を決定に際し、発したメッセージと、主人公と偶然語り合うことになったパレスチナ人が発したメッセージ。根本にあるのが、「相手への絶対的な不信」。

「ユダヤ人は高潔でなくてはならない」としながら、パレスチナ人と同じテロ行為を働いている。パレスチナにもイスラエルにも感情移入できなかった。「相手への不信感」、これをほんの少しづつ減らしていくしかないだろうと思う。現在の不信感が2000なら1年間で1づつ減らしていけば2000年後には不信感はなくなる。不信感さえなくなれば、共存も可能になるように思う。一気に!劇的に!何かを変えることはできないだろうと思う。2000年の不信感の積み重ねがあるのだから、時間がかかるのはしかたがない。不信感を無くしていく課程で、その工程に致命的なダメージを与える要素を無くす努力、現在はそこだけでも双方で合意してもらいたいと思っている。


ミュンヘン Munich (字幕版)

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