グッバイ 楽天! お元気で。

【この記事の所要時間 : 約 4 分

Webサービス つづき」にて、ちょっと楽天Webサービスについて書いたけど、2006年6月中間連結決算の記者会見で、三木谷社長が以下のように述べていた。
「楽天2.0」はユーザー発信型、三木谷社長がWeb 2.0戦略を説明

楽天グループのWeb 2.0対応について「基本は発信されたトランザクションを取り込むことだ」と話し、楽天市場の購入者レビューなどユーザー発信型のコンテンツを拡充することで、ユーザーの新たな購入行動につなげる考えを示した。いわば「楽天2.0」ともいえる新しい展開で、「ユーザーと楽天のWin-Winの関係構築」(楽天)を目指す。

って結局、自分が持ってるデータは提供せーへんってことやんけ!
しかもアマゾンのまねしてレコメンデーション機能つけるってだけで新しくもなんともない二番煎じやし。
出店者向けにはWebサービスやってるみたいやけど、なんか楽天の閉鎖的な面ばかり見えていやや。
楽天、経常利益8割増も株価低迷…負のイメージ「ヒルズ族」」でも以下のように書かれている。

ネットの次世代潮流である「ウェブ2.0」でも出遅れている。

出遅れてるというか、マインドがないというか・・・・終わってる。
ちょっとは楽天に期待していただけにがっかり。
もうIT企業ではなくなった象徴的出来事とみていいと思う。
すでに成長期は終わった企業の仲間入りですね。
すさまじいまでの利益率を誇るリクルートですら舵を切ったのにね。
Web2.0的でない企業にはWeb2.0サービスはできない:DESIGN IT! w/LOVE」にもかかれている通り、

Web2.0的でない企業にはWeb2.0サービスはできません。
理解できないんじゃない。馴染まないんですよ。
まぁ、馴染まないのはいいんです。それ(=Web2.0)がすべてじゃないんですから。
問題は、馴染まないならそういうサービスの提供はあきらめるべきだということを理解しないことです。
自分たちが馴染めないものをお客さんが望む形で展開するのは至難の業です。
いや、はっきりいえば無理なんだと思います。
両者の間にある溝はあまりに深すぎます。

楽天も馴染まないなら、「Web2.0」について語ったり、「楽天2.0」という単語を使わんかったらええのに。
Web2.0をサービスとして事業展開している企業よりも、既存のビジネスモデルで事業展開を行っている企業のほうがビジネスとしては成功している企業が多いし、楽天もそうやのに。
既存のビジネスモデルで成功している企業が、流行っているだけでWeb2.0に飛びついてもマイナスはあってもプラスになることはないと思う。
WEB2.0って結局は”地主制度2.0″なんじゃないの?
上記エントリーにあるように、楽天は、大地主として与えた土地を小作人が耕すビジネスを作り上げたけど、その地主としてのポジションを持っていかれるかもしれない。最近は小作人からの反乱も激しいらしいからね。
WebサービスAPI充実に想う「B2D(Business to Developer)ビジネスモデル」の可能性」にもあるとおり、Web2.0というかWebサービスに限ってしまうと、公開するかいなかは、コンテンツをオープンにしてしまうリスクと、B2Dモデルのメリットがつりあうかどうかの判断になってくると思う。この中で、B2Dモデルの成立条件が以下のようにかかれている。

* B2Dモデルの成立条件
1. B2C若しくはB2BのWebサイトを持っていて、既存のトラフィックが存在すること。
2. サービス開発者が再加工/再利用してみたいと思うような「コンテンツ」を持っていること。
3. B2Dのメリットを理解し、永続的にWebサービスAPIを提供できる文化があること。
実は成立条件としてとても大事な事は、3番目の「B2Dに対する理解」のような気がします

その大事な「B2Dに対する理解」が楽天にはないのだと思う。

楽天流
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