新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論 – 小林 よしのり (書評・レビュー・感想)

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書評・レビュー・感想

先日、8/15に小泉首相が靖国神社に参拝した。
こういう時こそ、各新聞に目を通すべきだと思う。
せめて、朝日と産経はチェックしておくべきだろう。
特に若年層ほどそうであると思う。家庭によっては、複数の新聞を取っているところもあるが、ほとんどの家庭ではとっていないか、とっていても1紙のみであることがほとんどであると思う。
それが、朝日にしろ、毎日にしろ、読売にしろ、産経にしろ長年同じ新聞をとっていると思想的に偏ることになる。これは非常に危険である。
そういう意味で靖国について知りたいと思った場合も本書がその手助けになることは間違いないが、本書のみを鵜呑みにしてしまうのは危険である。

小林よしのりのゴー宣を読む人たちがそうだとは言わないが、内田樹先生は以下のように指摘している。

若い人たちがナショナリズムに親和的になる理由の過半は、ナショナリストであることはそうでないことよりも政治的問題について考えるときの知的負荷が少ないからである。

これは以前から思っていたことである。
ナショナリストのすべてがそうではないことは理解しているが、そういう要素があることは事実だと思う。
まずは知ることから、考え、判断し、意思表明するのはそれからだ。
以下は、2005年の文藝春秋7月号で特集された『小泉総理「靖国参拝」是か非か』識者81名のアンケート」の結果である。(おいおいー2: 『小泉総理「靖国参拝」是か非か』識者81名のアンケート。を引用)
・参拝すべし(44人)

わが国に「戦犯」なし』 : 宇野精一(東京大学名誉教授)
設問自体が不見識』 : 小堀柱一郎(評論家)
中国の狙いは日米分断』 : 中西輝政(京都大学教授)
続けるより仕方がない』 : 堺屋太一(作家)
中華思想、極まれリ』 : 佐々淳行(初代内閣安全保障室長)
認められないロジック』 : 宮崎哲弥(評論家)
階級闘争史観そのもの』 : 中嶋峰雄(国際教養大学学長)
過ちのない国はない』 : 児玉清(俳優)
分祀してでも』 : 諸井虔(太平洋セメント相談役)
ヤクザの威し』 : 西尾幹二(評論家)
敵を模倣する国』 : 岸田秀(評論家)
時効の概念』 : 林原健(林原代表取締役)
迎合か信念か』 : ひろさちや(仏教思想家)
天皇、皇后も参拝を』 : 俵孝太郎(政治評論家)
東アジアの「歴史の事実」』 : 入江隆則(明治大学教授)
民主主義の根幹』 : 井沢元彦(作家)
民主化に逆行』 : 吉冨勝(経済産業研究所所長)
愛国心の基本』 : 水谷研吉(中京大学大学院教授)
丸く収めるのが外交』 : 竹内宏(経済評論家)
中国人の敵は中国人』 : 岡田英弘(東京外語大学名誉教授)
無宗教の施設で』 : 小川和久〔軍事アナリスト〕
大陸撤退の覚悟も』 : 平川祏弘(東京大学名誉教授)
13億人を束ねる手段』 : 竹内久美子(動物行動学研究家)
大中華帝国復活の野望』 : 加瀬英明〔外交評論家〕
満場一致の国会決議』 : 篠沢秀夫〔学習院大学名誉教授〕
負ければ賊軍か?』 : 岡野雅行(岡野工業代表社員)
民度が高い国か』 : 赤塚行雄(評論家)
頭の体操を』 : 佐瀬昌盛(拓殖大学海外事情研究所教授)
遠交近攻の国』 : 谷沢永一(評論家)
禅問答を繰り返すな』 : 江森陽弘(ジャーナリスト)
中国の抱える矛盾』 : 橋爪大三郎(東京工業大学教授)
三つ巴』 : 日下公人(東京財団会長)
八月十五日に堂々と』 : 上坂冬子(ノンフィクション作家)
非礼の国』 : 石堂淑朗(評論家)
誤解もしくは捏造』 : 古森義久(産経新聞ワシントン駐在特別委員)
魂の分祀はありえない』 : 徳岡孝夫(ジャーナリスト)。
日本の勝手』 : 三宅久之(政治評論家)
死生観の押しつけ』 : 屋山太郎(政治評論家)
放っとけ放っとけ』 : 立川談志(落語家)
三流の常道』 : 河上和雄(弁護士)
五輪の後に瓦解か』 : 神谷不二(慶応大学名誉教授)
いやがらせに譲歩するな』 : 岡崎久彦(岡崎研究所長)
神社は日本文明固有』 : 渡部昇一(上智大学名誉教授)
東條への違和感』 : 小田晋(帝塚山学院大学教授)

・取りやめるべき(30人)

元・陸軍二等兵として』 : 渡辺恒雄(読売新聞G本社会長・主筆)
憲法違反の疑義』 : 村山富市(元首相)
近所付き合いが稚拙』 : 中江要介(元中国大使)
ならぬ堪忍、するが堪忍』 : 衛藤瀋吉(東京大学名誉教授)
日本外交の恥』 : 矢吹晋(横浜市立大学名誉教授)
大人の視点』 : 田原総一郎(評論家)
説明の意欲がない』 : 内田樹(神戸女学院大学教授)
小泉内閣の強引さ』 : 近藤誠(慶応大学医学部講師)
A級戦犯とヒットラー』 : 堀田力(元弁護士)
仕掛け人の狙い』 : 森田実(政治評論家)
説明省略は通用せず』 : 加藤尚武(鳥取環境大学名誉学長)
平和憲法を無視するな』 : 田口ランディ(作家)
「過去訣別」を内外に』 : 斉藤精一郎(社会経済学者)
富国強兵の産物』 : 金森久雄(日本経済研究センター顧問)
本当の歴史を』 : 大谷昭宏(ジヤーナリスト)
戦略性はまずない』 : 山内昌之(東京大学大学院教授)
筋が通らない』 : 池部良(日本映画俳優協会理事長)
史実を見つめる目を』 : 保阪正康(ノンフィクション作家)
記憶の中の歴史から』 : 小林信彦(作家)
辛抱しましょうよ』 : 森毅
性急に決めるな』 : 平松守彦(前大分県知事)
国営施設化を進めよ』 : 小谷野敦(国際日本文化研究センター客員助教授)
誰も損をしない』 : 小林カツ代(料理研究家)
心情より策謀を』 : 山口二郎(北海道大学教授)
東アジア共同体の鍵』 : 上田耕一郎(日本共産党幹部会副委員長)
薩長史観』 : 江坂彰(経営評論家)
小泉首相の猿智恵』 : 平野貞夫(前参議院議員)
公式参拝は鎮霊社に』 : 川勝平太(国際日本文化研究センター教授)
遺憾の意と相反する』 : 大野晋(学習院大学名誉教授)
反省心がない』 : 阿刀田高(作家)

・どちらともいえない(7人)

中国投資を分散せよ』 : 宮内義彦(オリックス会長)
死者を責める文化』 : 塩川正十郎(東洋大学総長)
日本人の仏教心を』 : 加藤寛(千葉商科大学学長)
二つの潮流』 : 柴田翔(作家)
シンク・グローバリ』 : 猪口孝(中央大学法学部教授)
戦勝祈願の神』 : 平野次郎(ジャーナリスト)
白二、黒八』 : 呉智英(評論家)

詳しい内容が見たい方は、
文藝春秋 2005/06/10発売号  Fujisan.co.jpからどうぞ。

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