グルメの真実 – 友里 征耶(書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

グルメの真実 (宝島社新書)
友里 征耶
宝島社

ミシュランは正しいのか? グルメ通として、さまざまなお店に通い続けてきた著者が、そこに掲載のお店のウソを明らかにします。そして、料理やシェフのみならず仕入れから内装まで業界を知り尽くした男が、グルメブームをバッサリ切り捨てます。本書は、著者の前作『グルメの嘘』では書けなかった、偽装で儲ける手口や業務用食品を仕入れるすし屋の帳簿など、裏の裏を暴きます。

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書評・レビュー・感想

以前、同じ著者が書いた「グルメの嘘」はなかなか辛口で、爽快感があって非常に面白かったので、その続きと目される本書を購入した。
辛口は前書と同じだが、本書の特徴は、「実名」で書かれているということである。店名もシェフの名前も。これはなかなかスリルがあった。

本著は、一般客を蔑ろにして暴走を続ける「飲食店ムラ」の住人たちをこれ以上放置することはできないと考え、できるだけ具体名を挙げて業界のウラを暴くことに徹しました。

著者のまな板に載せられているものをざっと紹介すると、素材重視、天然モノ、産地表記、スッポン、早松、サマートリュフ、大田原牛、魚沼産コシヒカリ、ファミレス、ファーストフード、低温ロースト、真空調理、エル・ブジの大罪、生簀料理、原価率のウラ、松竹梅の三コースの違い、サービス料、本日のオススメ、ワインの値付け、OEM通販、ビールを置かない店、予約困難店、若い独立シェフ、引きこもりシェフ、テレビ料理人、なりすましオーナー、料理評論家、フードライター、お車代とタダ飯、ワインの持ち込み、クーポン事業、口コミサイト、多店舗展開、大手デベロッパーなどなどである。
興味があるキーワードがあれば、ぜひ本書を読むことをオススメするが、個人的に本書を読んで気をつけようと思ったことは、
 ・ウナギや松茸にあまり期待しないでおこう
 ・支店がある店なら本店へ行こう
 ・生簀料理ならイカを食べよう
 ・有名店の通販やお節料理はやめておこう
 ・松竹梅なら梅コースで十分と心得よう
 ・お取り寄せには騙されないでおこう
といったところかな。
なかなかの暴露本だと思う。

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