居酒屋兆治 – 山口 瞳 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 1 分

広さ5坪の縄のれんのモツ焼き屋を舞台に、集う客たちの様々な人間模様を鮮やかに描く。

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書評・レビュー・感想

山口瞳作品を読みたくなって手に取ったのが、本作品である。しっとりとした味わい深い良い小説だった。モツ焼き屋を舞台にしたヒューマンドラマである。
主人公は、居酒屋「兆治」を営む無口な男である藤野英治。主人公が営む居酒屋「兆治」に集まる多くの常連客とそこで起こるさまざまな事件。英治の元恋人で神谷鉄工へ嫁いだ、神谷さよが起こした事件を中心に物語は進んでいく。
「兆治」の常連客であるタクシー会社副社長の河原、市役所職員の佐野、英治の親友でもある精肉店経営の岩下、タクシー運転手の秋本など左右を固める脇役陣もすばらしい。
輝くような青春と挫折と再生の物語であった。

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