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書評・レビュー・感想
以前から積読になっていた本。新しい会社のプレスリリースも考えなくては・・・というところでひっぱりだしてきて読んでみた。
購入したのはいつだったか・・・2〜3年前だからだいぶ本棚を飾っていたことになる。
いつも読もう読もうとはするが、結局読めずにいたが、必要に迫られると読むもんですね。
この手のプレスリリースのやり方や広報についての本って非常に少ない。
雑誌では「宣伝会議」などがあるが、じゃっかんニュアンスが異なる。
そういう意味ではとても貴重な本だと思う。
G社にいるときに広報担当として、プレスリリースを書いたり、記者会見を行ったり、インタヴューのセッティングしたりと経験はあったが、その当時は徒手空拳でやっていた。この「全部無料で宣伝してもらう、対マスコミPR術」を見て、やり方は多少違うが基本的には間違ってなかったと実感。
本書をざっくりまとめると、
・プレスリリースによるパブリシティは広告の3倍の効果がある
・プレスリリースにも読まれやすいフォーマットがある
・プレスリリースでやってはいけないことがある
・基本はFAX、写真は郵送という形がいい
・プレスリリースで一番重要なのは「タイトル」だ!
・同じマスコミの別部署に送ってはいけない。1社1部署がルール
・マスコミの編集方針、コーナー、発行サイクル、読者層、タイトル記事などは押さえるべき
・広報にも計画が必要
という感じですかね。
やっぱりとんちんかんなプレスリリースが大量に送られてくるらしいので、
きっちりとツボをはずさない!それだけでかなり採用確率が違う。
ネット系マスコミは、pressnetなどがあるのでそれを利用するのがベストだと思うが、
やはり攻めの広報をするには、記者個人との信頼関係を構築することが一番。
本書とマスコミ電話帳の2冊があれば基本的には広報はできますね。