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「自分の過去が、書きのこすに値いするほどのものかといえば、とてもそんなふうには思えない」という含羞の作家が、初めて綴った貴重な自叙伝。郷里山形、生家と家族、教師と級友、戦中と戦後、闘病生活などが淡々と描かれ、藤沢文学の源泉をあかす稀有なる記録ともなっている。巻末に詳細な年譜も付した、伝記の決定版。
書評・レビュー・感想
大好きな作家である藤沢周平の自叙伝である。
自叙伝というのはなかなか楽しいものである。
戦前、戦中、戦後の様子が伝わってくる。
やはり、21世紀というのは良い時代なんだなあとあらためて感じた。