理屈が通らねえ – 岩井 三四二 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 1 分

理屈が通らねえ (角川文庫)
岩井 三四二
角川書店

苦労して解いた算法の難問「十字環」に、旅の算法者が新しい解き方を示したという。面目を潰された江戸算法塾・長谷部塾の二文字厚助は、“刀を抜かぬ果たし合い”をすべく、謎の算法者を追う旅に出た。ある日、山の土地分割を巡り争う村に立ち寄った厚助は、得意の算法を使い山を測ってやるのだが…。事件、騒動、銭勘定。算法ならば通る理屈も、人の世ではまるくおさまるためしなし。悪戦苦闘の珍道中、痛快時代小説。

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書評・レビュー・感想

安定感抜群の岩井三四二の時代小説である。
本作品は、江戸時代の数学者の物語となっている。
主人公の二文字厚助は、理屈が必ず通る数学(算法)の世界と理屈が必ずしも通らない世の中との違いに悩みながらも、世間を学び、成長していくストーリーとなっている。
現代風に言えば、論理思考の限界というか、ロジカルシンキングの限界というような内容となっている。こちらを立てれば、あちらが立たずと。
なかなか楽しく読めた。

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