格差社会サバイバル – 高橋 朗 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分


格差社会サバイバル格差社会サバイバル

1.戦前世代 : 1945年以前生まれ
2.団塊以降世代 : 1946〜60年生まれ
3.X世代 : 1961年〜75年生まれ
4.Y世代 : 1976年〜90年生まれ
5.Z世代 : 1991年以降生まれ

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書評・レビュー・感想

本書では、現代社会を上記の5世代に分けて分析している。
著者自身X世代であるためか、基本的にはX世代を対象として本書は書かれている。
本書の中では、それぞれの世代の特徴と今後の世の中の流れの中でそれぞれの世代がどういう役割を担い、どういう境遇になっていくのかをシミュレートしている。
今まで、今後の社会について書かれた本をいくつか読んできた。
新・ゴーマニズム宣言〈15〉中流絶滅
検証・地方がヘンだ!―地方がファスト風土化し、液状化している!
10年後の日本
知に働けば蔵が建つ
下流社会
それぞれ大枠はほぼ同じような将来予想になっている。(もちろん部分的、局所的には異なる)
それぞれ別々の専門家が独自のアプローチをして将来を分析した結果が同じ結論になるということは・・・・
本書の中の予想として面白いなと思ったのが、団塊以降世代の退職後に起こる地方移動でジモティY世代とコラボレートするというシミュレーションである。(なぜならこの部分が他の本と違う予想だから)
ジモティY世代というのは、下流へと転落するという予想が多い中、本書では、地方移動した団塊以降世代とのコラボしてローカライズしたビジネスを担い、中流として踏みとどまると予想している。そして個人的にはありえると思ったからこそ面白いと感じた。なぜありえるかと思ったかというと、格差社会の度合いが高まるにつれ都市と地方の購買力差がつく。そうなれば全国一律のビジネスがなりたたなくなり、ビジネスがローカライズせざるを得なくなる。つまり格差社会とビジネスのローカライズはセットであると思うがゆえに上記の予想がありえると思った。
教育についても触れているが、「オレ様化する子どもたち」と比べると浅薄な印象を受けた。
全体的にはかなりデフォルメして、読みやすく書いているが、面白い本であると思う。
単行本であるが、読みやすいのでオススメしたい。

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