雪の峠・剣の舞 – 岩明 均 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

岩明均初の歴史作品「雪の峠」「剣の舞」を同時収録!江戸時代初期の久保田藩のお家騒動を題材とした「雪の峠」と、戦国時代の剣豪・上泉信綱の門下の疋田文五郎を主役とした「剣の舞」である。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

表紙を見て、上杉謙信の話かなと思ったが、違っていた。
「雪の峠」は、佐竹家の関ヶ原後についてのエピソードである。主人公は、佐竹義宣家臣・渋江政光。地味な主人公であるが、キラリと光る冴えを見せる。岩明均さんのうまさがわかる作品。
Wikipedia – 渋江政光

渋江 政光(しぶえ まさみつ、天正2年(1574年)- 慶長19年11月26日(1614年12月26日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。小山氏、のち佐竹氏家臣。出羽久保田藩(秋田藩)の家老を務めて藩政改革を行った。通称は内膳。

「剣の舞」は、剣聖と言われた上泉信綱の弟子・疋田景兼の物語である。
Wikipedia – 疋田景兼

疋田 景兼(ひきた かげとも、天文6年(1537年)? – 慶長10年(1605年)?)は、戦国時代から江戸時代前期にかけての武将、兵法家。上泉信綱(上泉伊勢守)の直弟子で新陰流の兵法家。後世、疋田陰流剣術や新陰疋田流槍術の祖とされた。信綱の甥とも伝えられる。通称は豊五郎(ぶんごろう、文五郎、分五郎とも書く)。号は小伯(虎伯とも書く)。晩年には栖雲斎(せいうんさい)と号した。

どちらの作品も、乱世から平和へと時代が移り変わる中で、剣や戦いに生きてきた男の苦悩が重みとなりながらも、新しい時代が開けようとしている清清しさにあふれたものとなっている。
良作。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告