「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。 – 河岸 宏和 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

構想7年、執筆3年。食のプロや業界関係者の間で「食品業界を知り尽くした」と言われる男が「裏側」の見抜き方、「いい店」「おいしい料理」の見分け方をやさしく解説!今日からあなたの「行く店」と「頼む料理」が変わる!

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書評・レビュー・感想

誰でも関心、興味がある分野、それが「食」である。その「食」の中でも巨大になった外食産業の裏側を暴露する内容となっている。本書にかかれていることを知っている、知っていたという人もいるだろう。ただ著者のターゲットは、それらを知らない人、知らなかった人向けである。その意味では非常に良書だと思う。
本書を読むと、チェーン店での外食をしたくなくなる。外食産業で、どれほど添加物だらけの食品が使われているか、具体的に一般向けにわかりやすく書かれている。
 ・格安そばはそば2割で小麦8割
 ・格安ハンバーグは植物性タンパクで増量して着色
 ・格安ステーキは成形肉に脂肪を注入して着色
 ・タマゴサンドは黄身のように着色した白身を利用
 ・宅配ピザのチーズはチーズに似せたチーズフードを利用
 ・弁当店のごはんは古米や古古米
などなど。料理の水増し方法や手抜き方法が具体例に書かれていた。多少、コンビニ寄りな印象は受けたが、それだけコンビニはまともなのかもしれない。
去年、一流ホテルの食品偽装が大問題となったが、著者が指摘しているように問題は、スーパーやデパートで売っている食品には産地や原材料の表示義務があるが、外食業界にはその義務がないという部分だろう。それが食品偽装の温床になっていると思われる。
日本がデフレから脱却できれば、食べる側も、「適正価格」を考えるようになるのかもしれない。日本人の民度(食度?)を上げる機会になるかもしれない。
ちなみに著者がうまいという全国チェーンは、以下の通りです。
 ・カレー:カレーハウスCoCo壱番館
 ・ファミレス:ロイヤルホスト
 ・牛丼:吉野屋
 ・定食:大戸屋
 ・イタリア料理:サルヴァトーレ・クオモ
 ・餃子・中華:餃子の王将、バーミヤン
 ・回転寿司:がってん寿司、スシロー
 ・うどん:丸亀製麺
 ・トンカツ:和幸
 ・ファストフード:ケンタッキー、サブウェイ、ミスタードーナツ
 ・コーヒー:スターバックス
 ・ベーカリー:神戸屋、ドンク
私がよく行く店でおいしいと思うのは、ロイヤルホスト、大戸屋、餃子の王将、スターバックスかな。
よく外食する20代、30代の人にお勧めの一冊である。

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