片桐且元 – 鈴木 輝一郎 (書評・レビュー・感想)

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片桐且元 (小学館文庫)
片桐且元

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鈴木 輝一郎
小学館

賤ヶ岳七本槍の一人として名を馳せた片桐且元は主君秀吉が没する直前、誓詞を差し出した。豊家存続に命を賭けると―。大坂城にこもる淀君に裏切り者とそしられながらも徳川家康のしたたかな豊家潰しに抗した最後の武将・且元の晩節を描き、「国家安康・君臣豊楽」の史上有名な方広寺鐘銘事件の真相に迫る傑作歴史小説。

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書評・レビュー・感想

片桐且元といえば、ギリギリまで豊臣家に尽くすが最後には愛想をつかせて徳川についた武将というイメージが強い。
本書では、ほとんどがその晩年である1614年から1615年の出来事を取り扱っている。賤ヶ岳の戦いや朝鮮の役など武将として書くことが他にあるにも関わらず、ある意味、最晩年の約1年にしぼったというのは良かったと思う。
石田三成ほど事務方もできず、加藤清正ほど武断でもないというある意味、バランスの取れた武将ではあったのではないかと思う。ただ、数寄といった武器もなく、数万石程度の所領だとできることが限られているといった感じはした。自分の能力の限界を知るというのもなかなか辛いものがある。
己の立場と実力を知るものだからこそ、それを知らない淀と秀頼に愛想が尽きたんだと思う。
Wikipedia – 片桐且元
片桐 且元(かたぎり かつもと)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、奉行、大名。賤ヶ岳の七本槍の1人。豊臣家より豊臣姓を許される。父は浅井氏家臣の片桐直貞、母は不詳。弟に小泉藩主となった片桐貞隆。大和竜田藩初代藩主。且元系片桐家初代。関ヶ原の戦い以降、徳川家康に協力的な立場で豊臣秀頼に仕えていた。
過去に読んだ、同時代人の伝記系。

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