政治家と官僚とコドモ

【この記事の所要時間 : 約 2 分

郵政民営化問題に内田樹氏がブログで以下のように述べている。

「この辺がいかれましたので、新しいのに替えます」とすらっと言えて、それに対して「誰の責任だ!」とすごむような人がいなければ、何も問題は起こらない。
担当者がクールかつテクニカルに故障箇所を修繕するだけのことである。
だが、官僚は原理的にそういうことを言わない。
「新しいのに替えます」という結論は言うのだけれど、前段の「この辺がいかれましたから」ということは言わないのである。
システムが破綻したということを言うとその責任を取らされると思っているから。

これを読んで思ったことは、官僚は国民をコドモと同様だと思っているということである。
なぜなら、何か問題が起こったときに「誰が悪いのか?誰の責任だ?」と国民が言い募ることを前提としているからである。何か問題が起こったときに外部に悪い奴がいて、そいつがその問題を起こし、解決を阻んでいるというストーリーを頭に思い浮かべるものは、年齢、身体の大きさにかかわらず、コドモであるとラカンは言っている。その意味で、官僚は国民をコドモ扱いしている。

さらに内田氏は、

「目くそ」と「鼻くそ」の戦いにおいて、いずれの「くそ度」がより高いかという判断を現場で「くそ」まみれになっている人がすることはむずかしい。

名言ですね。

政治家はよく、「○○さんから△△のように言われた時にそれもそうだと思って了承した」という語法を使って自分の欲望について語る。ヤクザが幹部会で「そんなつもりはまったくなかったが、みなさんからのご推薦をお断りできず、この度、○○代目をお受けすることになりました。・・・・」と語るように。小泉首相が小選挙区だけでなく、比例区にも重複立候補することになったときにも同様の語法を使っていた。なにやら嫌な感じがした。あまりぽくない感じ。くさりはじめてなければいいが・・・

選挙ってなんだろう!?
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