オルセー美術館展に行ってきた!

【この記事の所要時間 : 約 2 分


オルセー美術館を代表する至高の名画84点が来日し、六本木の国立新美術館にて「オルセー美術館展」が開催されていたので、楽しみに行ってきた!
以前行ったのは、2007年に神戸で行われていたものだったので、オルセー美術館展としては約7年ぶり。
「オルセー美術館展」としてのメインは、チラシなどに載っているマネの「笛を吹く少年」であるが、1863年の落選展に出品して大問題となったマネの 「草上の昼食」をモチーフにしたモネの「草上の昼食」も初来日ということで楽しみにしていた。

ドガが描いたマネ夫人の絵が気に入らずに、自分で書いたといわれるマネの「ピアノを弾くマネ夫人」は自分の妻を描いているだけあってなかなか味わいがあった。
印象派ではなく歴史画ではあるがジェロームの「エルサレム」は、あの歴史的一場面の直後が描かれていて、その構図がすばらしかった。
モネの師匠であるブーダンの絵も1枚あった。

印象に残ったのは、モネの「かささぎ」である。同じ白でもこんなに違うかと思うほど、青っぽい白から桃色がかった白まで画面に併置されてじて明るさに中に不思議な魅力を感じた。
肖像画はこれといった印象はなかったが、モネが絵の中の人物に顔を描かなくなった契機といわれる最初の妻・カミーユを描いた「死の床のカミーユ」は、自分の妻が死んでいきつつある姿を描いているだけあって見ているだけで悲しくなった。

期待していたモネの「草上の昼食」は、思っていた以上に大きかった。しかし、この展示会でもっとも印象に残ったのは、最後の最後に飾られていたマネの「ロシュフォールの逃亡」である。細部より全体の雰囲気を優先した仕上げ、いきいきとしたタッチ、臨場感あふれる構図などオルセーらしい絵を見た気がした。主題も10年前の事件を取り上げ、絵の具をパレットで混ぜずにキャンバス上に併置することで視覚の中で色を混ぜる擬似的な加算混合をうまく利用し、画面は非常に明るい印象だった。
マネに始まり、マネに終わると描かれていたが、マネの「笛を吹く少年」で呼び寄せ、最後にマネの「ロシュフォールの逃亡」を見せるという、なるほど!という配置には感嘆した。
オルセー美術館に行ってマネの「草上の昼食」と「オランピア」を見たくなった。

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