西洋美術史から日本が見える – 木村 泰司 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

西洋美術史を学ぶと西洋の文化がより鮮明に見えてくる。赤い薔薇は「性愛の女神」アフロディテを表すこともあるので、お客様の目に付くところに飾るのは品がないのに、そういうことを知らない外国文化大好きな人たちの無邪気さは性質が悪い。何でも表面だけ取り入れる「おフランス」病から抜け出して、むしろ日本人としての矜持を持つべきだ。西洋美術史を学べば日本のことも客観的に見ることができて、もっと楽しめるはず。市民講座などで大人気の講師による、エスプリの効いたエッセイ集。

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書評・レビュー・感想

久しぶりの「ダメ本」。
著者の以前の作品「名画の言い分」はまあ良かったのに。。。
本書のタイトルは「西洋美術史から日本が見える」となっているが、西洋美術史を学びに西洋に行った日本人がセレブな西洋人と友達になり、その交友関係を自慢しながら日本人がいかに下品かを語ったエッセイである。
嫌味と自慢のオンパレードで西洋美術史の本ではない。
毒舌といえば、聞こえはいいが、綾小路きみまろの毒舌漫談のように悪意が無い毒舌で芸に昇華されているものであれば良いが、著者のは単なる毒吐きである。こんな嫌味と自慢を読んで楽しい人がいるのかな?と思ったくらいである。編集者がおかしいのかな。
中野京子を見習ってほしい。

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