ベルサイユのばら (2) – 池田 理代子 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

国王ルイ15世が逝去して孫のルイ16世が即位した。アントワネットはついにフランスの王妃となった。自己の栄達ばかりを願う人々に取り巻かれて、おしゃれで遊び好きな王妃の浪費ぶりは、国家の財政難に拍車をかけていく。重税と貧困にあえぐフランス民衆の非難の目はオーストリア生まれの王妃に向けられ、折からのフェルゼンとの不倫の噂は一層その憎悪をあおりたてた。道ならぬ恋に苦しむ二人を見守るオスカルも、秘めたる愛に耐えていた。

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書評・レビュー・感想

第2巻では、アメリカ独立戦争、マリー・アントワネットの母、オーストリア女王のマリア・テレジアの死去、首飾り事件などのメインストーリーの横で、アントワネットとフェルゼン、フェルゼンとオスカルという秘めたる愛について描かれている。
1780年にマリー・アントワネットの母、マリア・テレジアが死去することで、オーストリアのハプスブルグ家は支柱をなくし、マリー・アントワネットを叱咤する人物がいなくなる。そして、1785年に起きた首飾り事件が民衆のアントワネットへの怒りに火をつけることになる。ただ、この首飾り事件は、アントワネットの名をかたった詐欺事件であり、アントワネットは無関係と証明されたにもかかわらず、反体制派に利用されたものである。アントワネットも歴史に翻弄されていく。

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