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ぼってりとした肌合いの初期伊万里、そして人気の高い唐草文様の器。名もなき工人たちと、幾星霜を超えて現代に伝えた愛好家たちの、その心に迫る4つの「ツボ」を紹介。NHKテレビ番組「美の壷」を書籍化。
書評・レビュー・感想
・壱のツボ
初期伊万里は指跡のぬくもり
・弐のツボ
青は枯淡を味わえ
・参のツボ
白は濁った米のとぎ汁
・四のツボ
唐草は線を見よ
古伊万里といえば、なんでも鑑定団でおなじみの中島誠之助というイメージだったが、こうやって伊万里焼きの見方を学ぶとなんでも鑑定団を見る時にもちょっと違った視点になると思う。なかなかいいね。
実は、個人的には磁器よりも陶器の方が好きではあるが、この本を読んでちょっと古伊万里が好きになった。