★★★☆☆[映画] 嫌われ松子の一生 (レビュー・感想・解説・ネタバレ)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント

修学旅行中に教え子が起こした現金盗難事件を収めるためにその場しのぎの対応をとったため教師の職をクビになり、家族とのいざこざから家を飛び出したことから転落して行く、川尻松子の悲劇の人生を描いた物語。

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レビュー・感想・解説・ネタバレ

完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。

この映画にはある意味、負けたと思う。

ある作品からどれくらい映画的な愉悦を引き出せるかが、映画を楽しむコツだと思っているが、残念ながら、この作品からはほとんどそれらを引き出すことができなかった。。。

ミュージカルっぽく、コミカルっぽく仕上げているのはわかるが、何がいいのか、さっぱりわからなかった。CGを使ってキレイな映像にしているのはわかるが、それで?で?で?

はじまって30分くらいは我慢して見たが、後の時間はなかなか苦痛だった。

子供の頃から精神的な病に罹患している依存症の女性の話で、精神的な病に対するアプローチがないので、テーマがはっきりしない。この映画のテーマは何?

服役し、キリスト教に目覚めた元教え子の龍洋一が、松子を神のようだと言うシーンがあるが、ムハンマドや使徒パウロがてんかん患者であったように、彼もてんかん患者であることを示唆したのだろうか?たぶん違うだろうが。

映画の中で繰り返し述べられているのは、松子の社会的能力の欠如であり、精神的な狂気の悪化である。いわゆる美貌に恵まれた「メンヘラ」の一生を監督は描きたかったのかなあ。。。

たしかにメンヘラの特徴についてはうまく表現していると思う。

 ・身体の関係とココロの関係の違いがわからない
 ・異常にさびしがり屋
 ・ファザコン(ファーザーコンプレックス)
 ・やさしくしてくれる異性とすぐセックスする
 ・重大なトラウマを告白してくる

などであるが、松子にはすべて当てはまっている。

そして恐ろしいことに、松子にかかわった男性は全員ではないが、多くが不幸になっている。もしかすると、本作品は、「メンヘラ女とつきあうと大変なことになるから注意しよう!」という男性へのメッセージなのかもしれない。それなら納得。

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