ワインの余韻の長さと価格の関係とは?

【この記事の所要時間 : 約 4 分

ワインについて最近知ったこと、それは、
余韻の長さ≒価格 ということ。
今まではあまり考えて飲んだことはなかったが、気にして飲んでみると、なるほど確かにそうかもしれないというケースが増えてきた。今までは、香りとはじめに口に含んだ時の印象をより強く意識していたが、価格ということだけを考えると、「余韻の長さ」というのものの正確さを知った。
もちろん、ソムリエではないので、自分の好きなワインを安く飲めればそれにこしたことはないが、ワインの価格というものの実態を知る上で参考になるなあと思った。もちろん余韻が長いものがおいしい(好み)とは限らない。単純に価格が高い傾向にあるというだけである。
余韻が長いワインは息も長い。

少し前にワインの品質の良し悪しの基準のひとつとして、「余韻の長さ」があると書きましたが先日参加したリーデルのセミナーで、「余韻の長さは、ワインの熟成能力にもまた比例する」というお話を聞きました。確かに、理にかなってる。
余韻の長いワインは複雑さがあり、一口飲んだ後も、いつまでもいつまでも口の中に残る。それはきっと酸味や甘味や渋味(タンニン)であって、それがしっかりしているということは、これからもしばらく熟成する(寝かせておけばよくなる)ということらしい。逆に余韻の短いワインは、それがピーク。それ以上は熟成もしないから、早く飲んでしまった方がいい。

石田博ソムリエ コラム – 余韻

余韻の長さでワインの価値は決まる。
もちろん、ものの価値というものは、人によって様々なものであるのだが、この場合価格という面において。長ければ長いほど、そのワインの価格は高くなる。
余韻がすぐ切れる高価なワインというのは存在しないはずだ。
といっても長いにも限度があるし(吉田誠は2日間続く余韻を経験したことがあるいっているが、その場合は余韻ではなく思い出という)、2000円の AC Bourgogne が5秒なら、Romanee Conti が500秒ということにはならないが。
しかし、少なくとも香りの強弱に関わらず、1級より特級、セカンドワインよりグランヴァン、難しいヴィンテージのものより恵まれたヴィンテージのほうがいずれも余韻は長くなる。ワイン味わいのコツは香りだけではなく、味わいの、それも後半と余韻にあると僕は思う。

料理に合う真のワイン選びを科学する

余韻だ。ワインを飲み下した後、その香りや味わいが口の中にどのくらい 長く残っているか、その余韻の長さのことである。口中に残る味といっても、深い苦味や いやな臭いは余韻とは呼ばない。
余韻とは、あくまで、旨いなあー、と感動する時の〃- 〃の部分の長さのことだ。
さて、この余韻は、必ずしもブドウの品種だけで決まるわけで はない。それよりも、造り方がかなり大きくものをいう。同じ品種を使っても、余韻の長 いワインもあれば、短いのもある。
そして一般には、余韻が長いほど上質の、つまり高級 なワインということになっている。余韻の長いワインを造るには原料のブドウを厳選する 必要があるし手間もかかる。それにワインを単独で味わうと、何といってもこの〃旨いな あ-〃が長い方が感動も大きいからだ。

ワインの力強さをどこで判断するか

最初に口に含んだときの感覚でワインの力強さを判断しやすいが、本当はワインを飲み干した後に得られる余韻や広がりでワインの力強さを見極める方が間違いが少ない。
最も手っ取り早い方法は、本場ではよくやられていることだが、ワインを飲み干した後の余韻の長さをそれが消えるところまで「一秒、二秒」と、カウントしてみることである。そのときの余韻が長いほど、ワインの力が強いということである。
勿論、この場合に感じられる余韻が不快なものでなく、心地よいものでなければならないことはいうまでもない。実際にやってみると、口に含んだときのインパクトが強く感じられるワインでも、その余韻が意外に短いことがある。この場合、表面的には強いワインのように思えても、実はそれほど力がないということである。
逆に、口当たりはスムーズだが、その印象とは裏腹に、余韻の長いワインがある。この場合は、思ったよりも力強いワインであるということがいえる。このあたりの感覚をうまくつかめれば、本当のワインの力強さを見極められるようになる。

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