仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか – 相原 孝夫 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

モチベーション高く働く―。意欲が常に湧き上がっている、理想とされる働き方だ。モチベーションという言葉が仕事の場面で使われ始めたのは2008年のリーマンショック頃。以来、時を同じくして職場うつの問題が急浮上。高い意欲を礼賛する風潮が、働き方を窮屈にしたのだ。そもそもモチベーションとは、ささいな理由で上下する個人の気分。成果を出し続ける人は、自分の気分などには関心を払わず、淡々と仕事をこなす。高いモチベーションを維持する人などいない。気持ちに左右されない安定感ある働き方を提言する。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

とくにコレといった内容はないが、タイトルの答えは、2013年に読んだ中で現在暫定1位の「のうだま – やる気の秘密」に書かれていたのでだいたいわかっていたが、やはりその通りだった。

「やる気が出たからこぶしを上げる」のではなく、「こぶしを上げたからなんだかやる気が出る」のです。

「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「面白いから前傾姿勢で話に聞き入る」のではなくて「前傾姿勢で話を聞くから面白くなる」、「やる気が出たからやる」のではなくて「やるからやる気が出る」、私たちの心はそういう構造をしているのです。

ただ、この「やる気」や「モチベーション」について自分と他人という風に分けた場合、自分自身については、「のうだま – やる気の秘密」に書かれている内容を実践すればいいが、マネージャーとして部下の「やる気」や「モチベーション」に悩んでいる人には役に立たないと思われるが、それについて著者は以下のように書かれていた。

「やる気を起こさせよう」とすることと、「やる気をなくさないようにしよう」とすることはまったく別物であることを理解する必要がある。

著者は、「安易に他者のモチベーションを高めようとしてはいけない」と言う。ではどうすればいいのか?その答えとして、モチベーションを問題視しない働き方を提案している。そしてそれは「型」と「習慣」であるという。
これが正しいのかはわからないが、部下や社員にやる気の出し方やモチベーション管理についてレクチャーし、メンタル・タフネス度合を高めていくというある意味、「他者のモチベーションを高めよう」とする行為を否定しているのが気になった。「他者のモチベーションを高める」というよりは、「自分でモチベーションを管理できるように」社員教育をすべきなんじゃないだろうか。。。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です