お客様は「えこひいき」しなさい ! – 高田 靖久 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

おかしな現象が起こっている。客を「えこひいき」して、儲けはじめた店が増えているのだ。他のお客様には目もくれず、特定の客だけを特別扱いしているのだ。どうしてこの店は儲かるのか?本書では、顧客差別しなければならない理由から、なぜそれで儲かるのかまで、実際のデータと多くの事例を交えて紹介する。店舗業態に合わせた具体的なヒント、成功事例が満載。全国700店舗以上で実践済み、売上げアップ続出のノウハウだから、ぜひ、今日から取り入れたい!

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書評・レビュー・感想

新規客だけ割引で、既存客は定価というのは「おかしい!」と感じている人には納得の一冊だと思う。
本書では顧客を「累計売上高」に応じて客層を分け、「顧客差別」をしようと説いている。本書でも過去すべての累計売上高を使うわけではないと書いてあるので、業種によっては、累計売上高だけではなく、利用回数、累計売上高、平均売上高などを分析して客層を分ける必要があると感じた。
ポイントカードについても「成長性がない」という点で否定的だが、成長性があるポイントカードであれば推奨している。
先日、近所で人気のある接骨院に行ったが、そこの接骨院ではこの「成長性があるポイントカード」を使っていた。カードのランクアップシステムがあったのだ!人は一度クリアしたゲームを2度することはほとんどない。一度貯めたポイントカードを使うともう1回やり直しをさせられる。もう1回貯めるという行為はつまらない。これは人間心理だと思う。その接骨院では、1~3回目の客はブロンズカード、4~8回の客はシルバーカード、9~19回の客はゴールドカード、20回以上の客はプラチナカードとカードがランクアップする仕組みとなっていた。
そしてカードがランクアップするにしたがって値段が安くなっていき、特典サービスが増える。カードがランクアップするのも4回目、9回目とはじめは期間が短くなっている点もいいと感じた。ランクアップするタイミングを早くして、ランクアップ後の体験を早くしてもらうというのが良いと感じたところである。カードもどんどん良くなっていくのも面白い。顧客差別を非常に興味深くやっているなあと感じた。
なかなかの良書!

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