絵画で学ぶギリシャ神話 – ディオニソス(バッコス、バッカス)

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Wikipedia – ディオニソス

ディオニューソスはギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神である。日本語では長母音を省略してディオニュソス、デオニュソスとも呼ぶ。別名にバッコスがあり、ローマ神話ではバックス(Bacchus)と呼ばれる。

ディオニソスはお酒の神である。
女性信者やサテュロス、パン、シレノスなど半獣神を従え、宴会をしている。よって演劇や音楽、舞踊などの芸術の守護神とされている。
Wikipedia – サテュロス

サテュロスは、ギリシア神話に登場する半人半獣の自然の聖霊である。ローマ神話にも現れ、ローマの森の聖霊ファウヌスやギリシアの牧羊神パーンとしばしば同一視された。「自然の豊穣の化身、欲情の塊」として表現される。森や山に出没し、パーンやディオニューソスが仲間である。

Wikipedia – パン

パンは、ギリシア神話に登場する神の一柱である。また意訳して牧神、牧羊神、半獣神とも呼ばれる。パーンは羊飼いと羊の群れを監視する神で、サテュロスと同じく四足獣のような臀部と脚部、山羊のような角をもつ。何者がパーンの親かは諸説がある。父親はゼウスともヘルメースともいわれ、母親はニュムペーであるといわれている。

Wikipedia – シレノス

シレノスは、ギリシア神話の半人半馬の種族である。サテュロスにも似ているが、こちらは半馬でなく半山羊である。水の精で予言の力を持つとされる。シーレーノスはローマ神話ではシルヴァヌスに対応する。彼はワインの神ディオニューソスの教師でありまた忠実な従者でもあった。大量のワインを飲み、いつも酔っており、サテュロスに支えられたりロバに載せられたりすることになる。

絵画では、ブドウの葉の冠をかぶった裸の青年として描かれることが多く、目印は、トラや豹の凱旋車やたくさんの取り巻きたち、ブドウの葉のついた杖などである。
上記の絵にもそれらは描かれており、左にいる女性は、アリアドネである。彼女は、ミノタウロスを倒したセテウスとこのナクソス島へ来ていたが、セテウスに1人置いてけぼりを食わされたのである。そのアリアドネをディオニソスが見初めた場面である。手前の子供は、サテュロスである。
Wikipedia – アリアドネ

アリアドネーは、クレーテー王ミーノースと妃パーシパエーのあいだの娘である。テーセウスがクレーテーの迷宮より脱出する手助けをしたことで知られる。アリアドネーはテーセウスに恋をし、彼女をアテーナイへと共に連れ帰り妻とすることを条件に援助を申し出た。テーセウスはこれに同意した。アリアドネーは工人ダイダロスの助言を受けて、迷宮(ラビュリントス)に入った後、無事に脱出するための方法として糸玉を彼にわたし、迷宮の入り口扉に糸を結び、糸玉を繰りつつ迷宮へと入って行くことを教えた。テーセウスは迷宮の一番端にミーノータウロスを見つけ、これを殺した。糸玉からの糸を伝って彼は無事、迷宮から脱出することができた。アリアドネーは彼とともにクレーテーを脱出した。アリアドネーはナクソス島に至りひどい悪阻であったため、彼女が眠っているあいだにテーセウスに置き去りにされたともされる。或いはこの後、ディオニューソスが彼女を妃としたともされる。

(絵画で学ぶギリシャ神話・シリーズ)

ギリシャ神話というの日本人が覚えにくい名前がたくさん出てきてなかなかイメージがしくいと言われている。ギリシャ神話は聖書と同じくらい西洋絵画のモチーフとなっているので、絵画を紹介しながら登場人物についてエントリーしていくシリーズである。

●以下は、ギリシャ神話やギリシャ神話の名画を知るためにおススメの本

ユリシーズ (まんがで読破)
ジョイス バラエティアートワークス
イースト・プレス
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