絵画で学ぶギリシャ神話 – アフロディーテー(ウェヌス、ヴィーナス)

【この記事の所要時間 : 約 4 分

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Wikipedia – アフロディーテー

アプロディーテーは、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱である。美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。オリュンポスの神々は出自の分からない彼女に対し、美しさを称賛して仲間に加え、ゼウスが養女にした。

アフロディーテーという名前よりもヴィーナスという名前の方がよく知られているかと思うが、愛と美の女神である。夫は最高神ゼウスとヘーラーの息子であるヘファイストスがあるが、戦争の神・アレス(マルス、マーズ)との浮気のエピソードが有名である。
Wikipedia – アレス

アレスもしくはアーレースは、ギリシア神話に登場する神で、戦を司る。ゼウスとヘーラーの子とされる。オリュンポス十二神の一柱。聖獣はオオカミ、イノシシで聖鳥は啄木鳥、雄鶏。聖樹はトネリコ。本来は戦闘時の狂乱を神格化したもので、恩恵をもたらす神というより荒ぶる神として畏怖された。

アレスは暴力的な神だったため他の神々からは好かれていなかったが、アフロディーテーにとってはそれが魅力と映ったようだ。絵画ではアレスの目印は、兜や剣などであり、アフロディーテーの目印はエロス(キューピット)である。エロス(キューピット)はアフロディーテーの息子なのである。
Wikipedia – エロース

エロースは、ギリシア神話に登場する恋心と性愛を司る神である。ローマ神話では、エロースには、ラテン語でやはり受苦の愛に近い意味を持つアモール(Amor)またはクピードー(Cupido)を対応させる。クピードーは後に幼児化して、英語読みでキューピッドと呼ばれる小天使のようなものに変化したが、元は、髭の生えた男性の姿でイメージされていた。古代ギリシアのエロースも同様で、古代には力強い有翼の男性あるいは若々しい青年であり、やがて、少年の姿でイメージされるようになった。エロースの象徴は弓矢及び松明である。

アレスとアフロディーテーの絵はよく描かれており、アレスを戦い、アフロディーテーを愛として、愛によって武装解除される戦いの寓意画が多い。その場合、キューピットがアレスの兜や剣を隠すような描写がされている。
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もう1つの有名なエピソードは、アフロディーテーと美少年アドニスの話である。アフロディーテーは、キューピットの矢によって美少年アドニスに恋をする。アドニスを養育していたハデスの妻であるペルセフォネと奪い合いになる。最終的には2人の女神でシェアすることになるのだが、上記の絵は、愛の生活に飽きたアドニスが狩りに出ようとしてそれを止めるアフロディーテーを表現したものである。アドニスはこの狩りにてアレスの嫉妬によってイノシシに殺されることになる。
Wikipedia – アドニス

アドーニスは、ギリシア神話に登場する、美と愛の女神アプロディーテーに愛された美少年。フェニキアの王キニュラースとその王女のミュラーの息子。長母音を省略してアドニスとも表記される。

(絵画で学ぶギリシャ神話・シリーズ)

ギリシャ神話というの日本人が覚えにくい名前がたくさん出てきてなかなかイメージがしくいと言われている。ギリシャ神話は聖書と同じくらい西洋絵画のモチーフとなっているので、絵画を紹介しながら登場人物についてエントリーしていくシリーズである。

●以下は、ギリシャ神話やギリシャ神話の名画を知るためにおススメの本

ユリシーズ (まんがで読破)
ジョイス バラエティアートワークス
イースト・プレス
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