マンガで学ぶオペラ – 椿姫

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Wikipedia – 椿姫

『椿姫』(つばきひめ)は、ジュゼッペ・ヴェルディが1853年に発表したオペラである。原題は『堕落した女(直訳は「道を踏み外した女」)』を意味するLa traviata(ラ・トラヴィアータ)。日本では原作小説『椿姫』と同じ「椿姫」(La Dame aux camelias(椿の花の貴婦人)の意訳)のタイトルで上演されることが多い。

オペラの中でも特に有名なのが、「椿姫」である。ヴェルディの代表作であり、世界で上演されるオペラの中でもっとも多く上演されるものの1つであると言われている。
高級娼婦であるヴィオレッタは、自身が主催者であるパリで開いていたサロンにて、青年アルフレードと出会い恋に落ちる。ヴィオレッタとアルフレードはパリ郊外で隠れるように暮らしていたが、それを知ったアルフレードの父親・ジョルジョは、ヴィオレッタにアルフレードと別れるように嘆願する。愛する人の将来を思い、アルフレードと別れる決意をしたヴィオレッタに、アルフレードは裏切られた気持ちとなり、自暴自棄からヴィオレッタのパトロンであるドゥフォール男爵に決闘を挑む。その後、父親に真実を打ち明けられたアルフレードは許しを請いにヴィオレッタのもとを駆けつけるが、ヴィオレッタは病魔におかされており、アルフレードの腕の中で天に召されるというのがざっとしたあらすじである。
椿姫の由来は、このオペラの中でヴィオレッタがアルフレードに、恋のはかなさを伝えるために自身のドレスにつけていた椿を渡したことによる。
ヴィオレッタは、高級娼婦という設定であるが、これについての説明は以下が参考になる。

ヴィオレッタは「高級娼婦」であるということになっていますが、くれぐれも誤解していただきたくないのは、彼女は決して「売春婦」ではないという点です。ヴィオレッタのような女性は当時のパリに数多くいたのですが、彼女らは決して我々が思い浮かべる「娼婦」などではありません。容姿に恵まれ、高い知性と教養もあり、マナーも完璧な「淑女」。ただし、少し氏素性の知れぬところがあり、金持ちのパトロンにお金を出してもらって生活している「愛人」であって、「堅気の」女性ではない。だけれども、誇り高く、決して「金さえ出せば買える女」ではない。ヴィオレッタはこの種の女性であって、今でいえば銀座の超高級クラブのママのような存在を想像すればいいかもしれません。

ある種の当時の純愛物語である。
(マンガで学ぶオペラ・シリーズ)

オペラは、演劇と音楽によって構成される舞台芸術であり、歌劇とも呼ばれ、海外の小説や映画のモチーフとしてよく用いられている。しかし、タイトルは聞いたことがあっても内容は知らないということも多い。有名オペラのあらすじを紹介しながら登場人物についてエントリーしていくシリーズである。

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