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マンガ・ギリシア神話シリーズの第五巻である。目次は以下の通り。
1.黄金の雨-ダナエ
2.ペルセウスの冒険
3.メレアグロス
4.ヘラクレス誕生
5.ヘラクレスの試練-前編
6.ヘラクレスの試練-後編
7.英雄の最後
●黄金の雨-ダナエ
娘が産んだ子に殺されるという神託を受けたアルゴス王は、娘のダナエを塔へ幽閉するが、黄金の雨に化けたゼウスがダナエを身ごもらせる。それに怒ったアルゴス王は、ダナエを子供ともども海へと流すが、セリポス塔へ流れ着くというエピソードである。
●ペルセウスの冒険
ゼウスとダナエの子であるペルセウスは、メデューサを倒し、アンドロメダを助けるために海獣をやっつけるなど英雄となる。そんなペルセウスはアンドロメダを妻とし、母のダナエとともにアルゴスへ帰る。そこで行った円盤投げにて奇しくもダナエを追放したアルゴス王を殺し、神託が現実となる。そしてアルゴスで王位を継ぐというエピソードである。
●ヘラクレス誕生
ゼウスがペルセウスの孫であるアルクメネを騙して、身ごもらせて産ませたのが、ヘラクレスである。つまり、ヘラクレスはペルセウスの曾孫である。ペルセウスもヘラクレスもゼウスの子というのは不思議ではあるが。そしてそんなヘラクレスは、ゼウスの妻・ヘラの母乳を飲んだことから屈強な身体を手に入れ、様々な冒険を通して、英雄になっていくというエピソードである。最後には天に上り、神になったと言われている。