俺のイタリアン、俺のフレンチ – 坂本 孝 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 4 分

今、東京・銀座、新橋界隈で長蛇の行列をつくっている「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」。その始まりは2011年9月のことで、彗星のごとく飲食の街に現れた。1号店の「俺のイタリアン新橋本店」は16坪で月商1900万円をクリアするなど、軒並み驚異的な繁盛を呈している。その「俺の」シリーズを率いるのは坂本孝氏。坂本氏は「ブックオフ」の創業者であり、16年間で1000店舗に成長させた人物である。そして突然の退任。一時はビジネス社会から姿を消した坂本氏だが、再びの挑戦になぜ飲食業を選んだのか。前代未聞の繁盛店はいかにして誕生したのか。そして、これからのビジョンをどのように描いているのか。まさに事業を創り出す天才、坂本氏がこの本の中で余すことなく語り尽くす。

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書評・レビュー・感想

今、飲食業界で話題となっている「俺の○○」を展開しているブックオフの創業者である坂本孝氏の著書である。「俺の○○」をどのように計画し、展開しようとしているのかが書かれている。
Wikipedia – 坂本孝

坂本 孝(さかもと たかし、1940年5月4日 – )は、山梨県甲府市出身の日本の実業家である。ブックオフコーポレーション創業者。同社の代表取締役を退任後、飲食業を手掛ける。「俺の株式会社」(旧・俺のフレンチ・俺のイタリアン株式会社) 代表取締役社長。

著者が、ブックオフを退任するきっかけとなったのは、週刊文春による不正会計問題と巨額リベート問題に関する記事であり、その後、セクハラとパワハラという問題も発覚して、責任を取って社長を辞任している。
Wikipedia – ブックオフコーポレーション

2007年5月9日に、週刊文春に掲載された記事を発端として、子会社を通しての不適切な売上水増し(粉飾決算)問題と坂本孝CEOのリベート問題が発覚した。 その後、ブックオフは調査委員会を設置し内部調査を開始。そして、2004年12月と2006年2月の2回にわたって、合計2,206万円の不適切な売り上げ計上の水増しがあったことを発表し、また坂本代表取締役会長兼CEOについては、1993年5月から2001年5月までの8年間に、丸善から約7億4,200万円の個人リベートを受け取っていたことを発表。坂本CEOは、当初この半分を自主的にブックオフに返還する意向を示していたが、後日、全額を返還すると訂正した。同年6月23日に坂本CEOは引責辞任し、橋本COOは代表権のない取締役会長に異動、新社長には執行役員企業戦略担当で戦略部門長の佐藤弘志が就任した。また、その後、坂本によるセクハラ問題も浮上し、同年7月25日の調査委員会の報告により、セクハラ行為があったことが判明した。坂本本人も、セクシャル・ハラスメント、パワー・ハラスメント行為、コンプライアンス意識が低い言動があったことを認めた。

本書の中で、この件について著者のメンターである稲森和夫氏から激怒されたエピソードなどが書かれており、こういった過去のダークサイドからの復活という意味も本書には含まれているような気がした。
著者はこのようは革新的なビジネスモデルを作り出す才能があるのかもしれない。ある程度お金がある人のモデルであり、中小の飲食店が真似できる内容ではない。こういう飲食モデルもあるのかという参考にはなるかもしれないが。
まだこの「俺の○○」シリーズの店には行っていないので実際がどうなのかわからないので、1回行きたいとは思った。行けば、話題性で1回だけでいい店なのか、リピーターがたくさん訪れている店なのかがわかると思うので。
飲食に興味があって、話題の店の舞台裏がどうなっているかが知りたい方にはおススメであるが、飲食店経営者が読んでもあまり参考にはならないとは思う。

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