日本はどう報じられているか – 石澤 靖治 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分


日本はどう報じられているか日本はどう報じられているか

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

世界各国のメディアで日本はどう報じられ、どう扱われているのか?
はっきり言って正確に現状を把握している人は限りなく少ないと思われる。
一通りざっと読み通してみると、世界各国で日本を正確に捉え報じているメディアは少なく、誤解を恐れずにいえば、大半は事実の裏づけが少ない誤報に限りなく近い。
しかしながら、だからといって世界で日本がどう報じられているかについてアンテナをはることを不必要とするのは短見である。
日本がどう誤報され、なぜ誤報されるのか?を知る必要がある。
日本は鎖国をして、政治的、経済的、文化的に日本半島に篭るという選択肢はすでにとれなくなっている。
いやがうえでも世界各国とつきあわなければならない。その上で、日本の国益をどういう手立てで最大化するかを優先的に考えなければならない。国益を考える上で、ある国が単独で決することができるような問題はほとんど存在しない。日本がとるべき外交上のベストオプションの根拠となるのは、未来予測である。
未来予測をする上で必ず必要になるのが正確な事実データである。
各国が日本をどう捉え報じているかはそのデータの1つであり、日本の外交戦略上必須のデータといってよい。
「世界各国のメディアは日本についてかなり多くの誤報を伝えている」というのは多分に正確である可能性が高いが、そこで終わってしまえば外交戦略を決める上での情報にならない。より具体的になぜフランスは、韓国は、アメリカは、日本の○○について△△という誤解をするのか?その誤解を正すオプションをいくつあるのか、そのオプションとはどういったものなのか?また正さない方が国益上有利である可能性はないのか?といった個別具体的な水準に議論を移す知性だけが外交戦略上に必要なデータを積み重ねることができる。
そのように積み重ねたデータが国益を考える上でより未来予測の蓋然性を高めるのだ。
(もちろんそれでも未来予測は誤る場合はよくあるが。)
世界各国は、日本について誤解している。どの国にどのような理由でどの問題をどのように誤解しているのか?我々は知る必要がある。メディアというフィルターがどういう風に作用し、読者に制限を加えているのか考える上でそれなりのきっかけにはなると思う。
第1章 イギリス
第2章 フランス
第3章 ドイツ
第4章 アメリカ
第5章 アラブ世界
第6章 中国
第7章 韓国

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です