敗者のゲーム – チャールズ・エリス (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>
チャールズ・エリス
日本経済新聞出版社

運用哲学の古典として投資家に読み継がれてきた全米50万部のロングセラー。グローバルな金融危機と株価暴落で、投資の原則は変わったのか? この間の市場の激変を踏まえて、7年ぶりに大改訂した投資家待望の書。

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書評・レビュー・感想

インデックス投資本。
「敗者のゲーム」とはアマチュアのテニスやゴルフの試合のようにより多くのミスを犯した選手が負けるという考え方である。
投資はこの敗者のゲームであると著者は述べている。よって、よりミスをなくし、負けないようにすることが最終的な勝利につながると説く。
個別株によるアクティブ運用をするよりは、株価指数を買う、つまりインデックス投資をする方がよいと書かれている。いわゆるベータを取りに行く戦法である。
個人的にはインデックス投資は好きである。そして多くのインデックス投資をする人がこの「敗者のゲーム」を読んでいて絶賛している。その上で言えば、本書にはインデックス投資のメリットが述べられているが、デメリットが述べられていないという点でイマイチである。
では、インデックス投資のデメリットとは何かというと、「市場が長期で右肩上がりである」という前提でしか成り立たないということである。
過去20年間、日本のインデックスに投資していた人がどうなったかを考えればよくわかる。
インデックス投資は「有効」ではあるが、それだけでは苦しい時代になってしまっているというのがある程度、慎み深さを持った本書の感想だと思う。

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