電子レンジ利用中に無線LANの接続ができなくなったり遅くなったりする問題の解決方法

【この記事の所要時間 : 約 4 分

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無線LANにてインターネットを利用している部屋と同じ部屋や隣りの部屋にて電子レンジを使うとネットの接続が遮断されたり、速度が大幅に低下したりする場合がある。こういった問題の解決方法がある。
まずこの問題の原因であるが、無線LANの周波数帯と電子レンジの周波数帯がかぶっているためである。解決方法としては、電子レンジの周波数帯を変えることができないので、無線LANの周波数帯を変えることで可能となる。
無線LANの選び方
上記のサイトにあるように無線LANの規格は4種類ある。
 1.IEEE802.11n (11n) – 2.4GHz/5GHz
 2.IEEE802.11g (11a) – 5GHz
 3. IEEE802.11g (11g) – 2.4GHz
 4.IEEE802.11b (11b) – 2.4GHz
周波数帯は、2.4GHzと5GHzの2種類である。このうち、電子レンジの周波数帯とかぶるのは2.4GHzの方である。つまり、電子レンジとの干渉によって接続に問題が生じている無線LANの周波数帯は、2.4GHzであるので、それを5GHzのものに変更してやればよい。
ただし、デメリットがないわけではない。2.4GHz帯は電波干渉が起こるが障害物に強いという特性があり、5GHz帯はその逆である。よって2.4GHz帯から5GHz帯に変更することによって、障害物に弱くなってしまう。なので、両方に対応している規格であるIEEE802.11n (11n)が使えるといいのだが、対応製品の値段が高かったり、昔の製品は対応していなかったりするので、そういう場合は、IEEE802.11g (11a)を利用するしかない。
速度的には、11b(11Mbps)<11g(54Mbps)=11a(54Mbps)<11n(450Mbps)であるため、古いルータを使っているならばこの機会に11nに対応したルータに変更してしまってもいいかと思う。(注意!子機もその規格に対応している必要がある。特に最近の子機は11aに対応しているものが少なくなってきている。)
無線LANの周波数の変更は、ルータの設定でできるので、電子レンジの干渉で悩んでいる方はそれで問題は解決できる。
ただ、(11a)の問題は他にもあるので注意してほしい。
たとえば、iPhoneは(11a)に非対応である。iPadは対応している。
(11a)は使いたくないが、電子レンジの影響をなるだけ避けたい!というなれば、無線LANのチャンネルを変更することで影響を少なくすることができることがある。
無線LANのチャンネル干渉 – 食い荒らされた2.4GHz帯

具体的に、各チャンネルがどういう周波数を使っているかをまとめてみました。

にあるように以下のような状況となっている。
frequency_11bgn.png
電子レンジの周波数は、2450MHzであるので、現在のチャンネルがどうなっているか確認した後、チャンネルを変えることで影響具合が変わることがある。
PCサポート Office アーキスタイル 【電子レンジの乱】

各チャネルの影響を確認するために一つずつチャネルを変えながら電子レンジの影響を観察してみました。予想としては、電子レンジが使用する周波数の中心に相当する9ch付近を考えていましたが、結果は上の図のように11ch前後にノイズが集中していました。また、1~7chの範囲ではほとんど影響を受けていないので、この範囲のチャネルを使用すれば電子レンジの影響を受けずに無線LANを利用できそうです。注意:上記の結果はあくまでも1例であり、すべての電子レンジで同様の結果になるとは限りません

のようにチャンネルを少しづつ変えて影響を調べている人もいる。実際、どこまで影響するかは環境によって違うので一概には言えないし、効果がない場合もある。
より詳しく知りたい方はこちらへ

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