読書の腕前 – 岡崎 武志 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

読書の腕前 (光文社新書)
岡崎 武志
光文社

読書しない人生は、書~もない人生―“空気のように本を吸う男”の体験的読書論。

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書評・レビュー・感想

「読書」について書いた本である。
著者は年に3000冊の本を購入している。もちろんすべてを読んでいるわけではないと思うが、そんな著者が「読書」についての様々なことをエッセー式で書いている。
本書にも書いてあるが、読んでいない本こそ処分せよとのこと。なぜか?については本書に書かれているので知りたい人は読んでみればいいが、そういう考え方もあるなあと思った。
読書について有名な作家はこう書いている。

書物を読むことで得る大切な収穫のひとつは、他者を知ることだと思います。(色川武大)
読書のたのしみのひとつは、私にとってこの他人の人生を生きること、他人になれる悦びかもしれない。(遠藤周作)
全集を読むことで僕は本を読む労働のための忍耐力をつちかったのである。(大江健三郎)

また、読書をする場所についても本書では書かれているが、個人的には、コマ切れの時間であれば、電車、バス、風呂がメインであり、ある程度まとまった時間があれば、書斎、カフェ、飲み屋という感じである。短時間であれば気にならないが、長時間の場合、気になるのが読書の音環境である。カフェや飲み屋といった場所では他人の声や音楽などがあり、それを自由にコントロールできない。よってある程度、本に入っていけるまでは音楽をきくことが多い。
意外なことだが、あまりに快適な場所というのは読書が進まない。ちょっと狭いとかちょっと暗いとかちょっと煩いくらいがちょうどいい。程度はあるけれども。
本書では、毎日増えていく本の処理方法や古本が安いというような話が書かれているが、これはもしかすると今がピークかもしれないと考えている。なぜならこれからある程度、電子書籍が普及すると思うからである。電子書籍の場合、本の収納場所の心配はなく、古本という概念がない。完全に電子書籍に切り替わるというわけではないが、以前よりも収納場所に関する悩みは少なくなり、古本は数を減らすだろう。
読書好きの1人として、引退した老後には、毎日読みたい本を読んでたのしく暮らしたいと考えているので目は大切にしたいと思う。

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