ステディカム・マーリン2がやってきた! – 調整とセットアップ方法

【この記事の所要時間 : 約 6 分

3年近く前に動画を滑らかに撮影するためのすばらしい機材を紹介したが、その「ステディカム・マーリン」が新しくなり「ステディカム・マーリン2」が発売されている。
映画やCMのように滑らかな動画をとるなら「ステディカム・マーリン」!

ステディカムとは、カメラを持つカメラマンの体の振動やカメラを搭載した車両などの振動を、重量バランスとジンバルの組み合わせ作用によって吸収したり、サスペンションなどを利用して撮影映像のブレを防止するためのカメラ支持機材のこと。

ステディカム・マーリン2は、ステディカム・マーリンと比べると様々な部分に改良が加わっているらしい。

そんな「ステディカム・マーリン2」を購入した!
購入したは、業務用の映像器具を専門に販売するショップである。
このような箱に入っている。

さっそく開封してみると、写真のような黒のケースがでてくる。
このケース以外には英語のトリセツがついていた。

黒のケースの中をあけてみるとこんな感じ。
キレイにマーリン2の本体や錘などがおさまっていた。
説明DVDが入っていたが読む気がしなかったので、ネットで調整の仕方を探してみたが、なかなかいい情報に出会えなかった。そのうちでひとまず見ておいた方がいいという動画は以下である。
ステディカム・マーリンの販売代理店である「銀一」のステディカム認定プロダクトデモンストレーターの方がステディカム・マーリンの設定方法について説明してくれている。

上記の動画をみてひとますわかったことは、カメラの重心位置の探し方とカメラをマーリンの台に装着する時のポイントである。
今回は、ボディはCANON EOS Kiss X4、レンズはシグマの「30mm F1.4 EX DC/HSM」を付けることにした。すると、重心は、X軸が左から5.6cm、Y軸が底から3.2cm、Z軸が背面から6.0cmであった。

動画によるとマーリンの台のあまり端につけすぎるのはよくないとのことで、Nの位置に三脚穴を設定した。これは、重心点をHの位置に合わせるという意味では、X軸としては、-0.3cm、Y軸として-2.0cmずれている。よってのちに調整する必要が生じてくる。
次は、どの程度の錘をつけ、どの程度のアークの長さにするのかといった目安であるが、いろいろ探していると、計算式を出してくれているサイトがあった。
MERLIN STATIC AND DYNAMIC BALANCE — (MILLIMETER/GRAM SYSTEM)
このサイトの使い方などは、以下のサイトが参考になる。
steadicam merlinを買ってみた -セッティング編-
ステディカム マーリンをcanon D5000に装着して利用する方法です。

カメラとレンズの合計サイズが971gで、Y軸の底から重心までの距離は32mmであることから上記の計算式にいれると、自動的に計算してくれる。
CAMERA WEIGHT(GRAMS)に971を入力し、CAMERA VERT CG(MM)に32.0を入力して「Recalculate」ボタンを押すと3種類の表が出てくる。
錘は弓のちょうど中央部分とカメラを載せる台の反対方向の2つにつけることができるが、中央部分をNOSE WEIGHTといい、カメラを載せる台の反対側をLOWER WEIGHTというらしく、NOSE WEIGHTの重さによって3種類の表が表示されるようである。
とりあえず、NOSE WEIGHTはなし(0グラム)の表を選び、その中で数字がでてきたパターン4、5、6のうちのちょうど中間であるパターン5で設定することにした。
パターン5のLOWER WEIGHT SCHEMATICは、| | ) と書かれていた。 | はMiddle Weightと呼ばれる112gの錘であり、 ) はStart Weightと呼ばれる61gの錘であるので、Middle Weightを2つとStart Weightを1つの合計285gをつけた。
計算結果には、マリーンの台と下の錘(LOWER WEIGHT)の距離である「TOP OF STAGE TO SET SCREW DISTANCE」が23.2cmと出ていたので、その長さに調整した。当初のデフォルトよりかなり短い長さとなった。
CAMERA STAGE MARKは、カメラを取り付ける際にプレートの先端がくる目盛りの値らしいが、この値は-0.3となっていたが、マイナス表記はなかったので、これはマーリン用で、マーリン2用ではないのではないかと判断した。マーリン2には0から10までの数字が書き込まれていたので、真ん中の5がマーリンの0ではないかと予想し、4.7あたりに設定したが前後のバランスがとれない・・・
どこでバランスがとれるかなと試行錯誤していると、2.7あたりでバランスがとれた。マーリンの台にカメラを設置する際に、重心点をHの位置に合わせるという意味では、Y軸として-2.0cmずれていたが、その2.0cm分がここに影響しているのだろうと思われる。

まずは前後のバランスを合わせるためにサイドについている調整器具を少しづつ動かしてちょうどバランスがとれる点を探った。

次に左右のバランスであるが、これ後ろ部分についている調整器具で調整した。こちらには水平計がついていたのでバランス調整がしやすかったが、非常に繊細な調整だった。

なんとか前後、左右のバランスがとれたので、グリップの底を机の上に載せてバランスがとれているか確認してみると、静止している時はバランスが取れていたが、ちょっと動かすとバランスが崩れたりするので、ここでも微調整を繰り返した。

なんとかバランスが保てるところまでできるようになった。ここまで約2時間かかった。。。。
次に、横に倒した状態からアームが垂直になる時間(ドロップタイム)が1秒から2秒程度になるようにマーリンの台の下についているねじ棒(ガイドリング)を回して、グリップの位置を調節した。
デフォルトでは、もっとも短い状態から5から6回転分回しているようだったが、一番短い状態から1回転分にするとだいたい1秒強くらいのドロップタイムになったのでこれでOKとすることにした。


ガイドリングを使用したドロップタイムの設定方法は上記の動画が参考になった。

なんとか最低限の設定はできたような気がする。
まだ撮影していないのでなんともいえないが、右手でグリップを持ち、左手の親指と人差し指でガイドリングを押さえながら方向を調整すればなんとか撮影できそうだという感触まではある。
あとは撮影テストならびにステディカム・マーリンを使った撮影訓練である。

以下の動画もマーリンの調整をするのに参考になったので、載せておく。

わくわくしているが、自分に使いこなせるのか?という不安もある。
せっかく高い買い物をしたので使いこなしたいと思う!!
より詳しく知りたい方はこちらへ

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