一所懸命 – 岩井 三四二 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

一所懸命 (講談社文庫)
一所懸命

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岩井 三四二
講談社

“領地を治め米の収穫を増やし家庭を守っていたいのに配下を連れて出陣しなければならぬとは”“戦乱を利用すれば琵琶湖の魚を高値で売りさばく絶好の機会が”“紙商人になりすまし掟破りの交易で荒稼ぎ”―たとえ戦に巻き込まれても、よりよい暮らしを求めて必死にしぶとく生き抜く人々を描いた傑作戦国短編集。

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書評・レビュー・感想

最近好きな岩井三四二作品である。
歴史に埋もれた人たちが主人公となっており、時代に翻弄される中で必死に生きる姿が描かれている。まさに庶民の歴史小説である。
6つの短編からなっており、「一所懸命」と「一陽来復」は連作となっている。それぞれタイトルの横のかっこ内に主人公の立場を書いておく。
 ・ 魚棚小町の婿 (商人)
 ・ 八風越え (農民・商人)
 ・ 一所懸命 (小領主)
 ・ 渡れない川 (農民)
 ・ 一陽来復 (小領主)
 ・ となりのお公家さん (大工)
すべてがハッピーエンドではないが、小気味よい内容となっている。苦しい立場にあって人間はどのように行動するのか?がうまく描かれている。

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