ニッポンの書評 – 豊崎 由美 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

ニッポンの書評 (光文社新書)
豊崎 由美
光文社

いい書評とダメな書評の違いは?書評の役割、成り立ちとは?一億総書評家時代の必読書。

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書評・レビュー・感想

あまり考えたことがなかったが、「書評」と「批評」の違いや書評家である著者が考える書評論が書かれている本である。まあカンタンにいえば、批評は対象作品を読んだ後に読むもの、書評は読む前に読むものという定義の違いが書かれている。そして、書評は読者が対象作品を読む前に読むものだから読者の初読の興をなるべくそがないように注意しよう!とのこと。
1つの対象作品にしぼって書評を読み比べたり、普段はしないことをしているのでなかなか興味深く読んだ。また書評と感想文の違いについても著者なりの解釈が述べらていた。あまり考えたことがなかったので、たしかにそうかもしれないとうなづきながら読んだ。

プロの書評には「背景」があるということです。本を読むたびに蓄積してきた知識や語彙や物語のパターン認識、個々の本がもっているさまざまな要素を他の本の要素と関連づけ、いわば本の星座のようなものを作り上げる力。それがあるかないかが、書評と感想文の差を決定づける。今の私はそんな風に考えているのです。

いわゆる書評ブログについてもちょっと厳しめのことが書いてあった。書評ブログではないが、ちょくちょくブログに書評を載せる身としてちょっと考えさせられるものがあった。
再読したいと思った。

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