★★★☆☆[映画] ホテル・ルワンダ – Hotel Rwanda (レビュー・感想・解説・ネタバレ)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

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1994年アフリカのルワンダでは、長年にわたるフツ族とツチ族の民族抗争がエスカレートし、ついにフツ族はツチ族の大虐殺を開始。そんな中、ルワンダの高級ホテル支配人を務めるフツ族のポール(ドン・チードル)は、妻タチアナ(ソフィー・オコネドー)がツチ族であることから家族だけでも護ろうとしていたが、彼を頼って集まってきた難民たちを見ているうちに、彼の心の中で何かが変わり、独り虐殺者たちと対峙することに…。

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レビュー・感想・解説・ネタバレ

完全ネタばれなので、映画未視聴の方は、決して読まないように。

ルワンダの虐殺については、アフリカ 苦悩する大陸で学んだが、この映画では、知識で知っているフツ族とツチ族の対立以上のものを観ることができる。まさに地獄である。本作からはなぜこのような虐殺が起こったのか、どうすれば防げたのか?などを知ることはできない。虐殺された人たちはそういったことを知らずにただ殺されていった。

内戦というものがどんなものであるのか、内戦によって弱い者がいかに、わけもなく殺されていくのかがわかる。現在のシリアもそういう状況なんだろう。

根本的な問題は、植民地時代の分割統治にある。つまり原因のかなりの部分は植民地化していた西洋諸国にある。問題を解決するには民主主義を成熟させるしかないのだと思うが、それには非常に時間がかかると思われる。ただ時間がかかっても少しづつやっていくしか手はない。

ただ民主主義に対する援助がうまくいっていないのも事実である。この映画の中でも欧米や国連がなぜ支援してくれないのか?という発言があるが、そこにあるのは「依存」である。同国民をゴキブリと称して虐殺する残虐的な過激派と、他国に依存する民衆。アフリカを知れば知るほど、やましくなる原因がここにある。



本作品の主人公は、ポール・ルセサバギナ。実在の人物である。「ホテル・ルワンダの男」というタイトルで手記も出している。

ホテル・ルワンダの男
ポール ルセサバギナ
ヴィレッジブックス

また、ルワンダ大虐殺で家族を殺され、片目と片腕を失い、それでもなお生き延びた著者が語る「ルワンダ大虐殺 〜世界で一番悲しい光景を見た青年の手記〜」という本もある。

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