絵画で学ぶ旧約聖書 – ダビデ編

【この記事の所要時間 : 約 3 分


12の部族に分かれて士師や預言者の指揮を仰いでいたイスラエルの民も時代が進み、強い政治力をもった王がいなければ、周囲の国につぶされてしまうような状況に、イスラエルに王を求めるようになってくる。人々の要求が高まり、予言者サムエルは神の声を聴いたうえで、サウルに油を注ぎ、イスラエルの王とした。
しかし、サウルは信仰があつくなく、サムエルは後悔していく。ベツレヘムに王となる人物がいるという啓示を受け、その時に会ったのが、ダビデである。サムエルはダビデに油を注いだ。

ある時、ペリシテ人との戦いで、豪傑ゴリアテが一騎打ちをイスラエル軍に求めた。誰もでていこうとしない中で、ダビデは単身で出ていき、石投げ紐を使い、石をゴリアテの額に食い込ませ、倒すことに成功する。

すかさず走り寄って、ゴリアテの剣を抜き、首を切り落とす。これにより戦いはイスラエル軍の大勝利となり、ダビデの勇名は天下に知れ渡ることになった。

ゴリアテの首を持ち帰ったダビデをサウルは気に入り、竪琴を弾くようになる。その後、サウルの子であるヨナタンと友となり、短期間で頼りになる武将に成長する。そして民衆の信望を集めるようになり、女性からも人気となる。

そのようなダビデの人気をサウルは疎ましく思い、ダビデの命を狙うようになる。しかし、友であるヨナタンの情報などにより難を避け、他国の王の庇護を受けるようになる。そしてイスラエル各地で兵を起こし、勢力を広げ、人望を集めていく。

サウルはペリシテ人との戦いで敗れ、亡くなる。その後、ダビデは、ユダ族の支配する地域の王となり、のちにイスラエル全土の王となる。この時、エルサレムを王都とし、イスラエル王国が成立する。紀元前1000年の頃である。

ダビデの治世がうまくいき始めたころ、王宮の屋上からエルサレムの町を眺めているととてつもなく美しい女性が水浴びをしているのを発見する。部下であるウリヤの妻・バテシバであった。ダビデはバテシバに心奪われ、関係を持ち妊娠させた。
その後、バテシバの夫であるウリヤを戦さの中で殺すように仕向け、ウリヤの死後、ダビデは未亡人となったバテシバを妻に迎えた。その後、このバテシバが産んだ子が、ソロモンである。

他人の妻を寝取ったことを予言者ナタンに諌められ、ダビデは大きな罪を犯したことに気付く。そしてその罪は、息子アブロサロムとの骨肉の争いとなって償わされることになる。
アブロサロムは、妹を犯した異母兄を殺し、ダビデに殺されることを恐れ謀反を起こす。この戦いにダビデは勝利するが、多くの配下が死に、アブロサロムも死んでしまう。

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