男の作法 – 池波 正太郎 (書評・レビュー・感想)

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男の作法
男の作法

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池波 正太郎
ごま書房
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書評・レビュー・感想

昭和56年に出版されたものである。
まえがきにて著者は、

この本の中で私が語っていることは、かつては「男の常識」とされていたことばかりです。しかし、それは所詮、私の時代の常識であり、現代の男たちにはおそらく実行不可能でありましょう。時代と社会がそれほど変わっているということです。

と語っているが、著者がそう称した時代からまたさらに四半世紀もたった2006年の現代では、まったく違った読み物となると思う。そういう観点で読み進めてみるのもおもしろい。
何が変わって何が変わっていないのか。
変わっていない点などはかなり長きにわたって「男の常識」に登録されていたということであり、時代が変化しても汎用的に通用する可能性が高いものとみなせるのかもしれない。
本書のテーマである「食べる」「装う」「住む」「付き合う」「生きる」などに共通しているのは、「神経のまわりかた」。
そしてそれは、幼少体験や家族構成を経て、身体で覚えるもので、訓練しないといけない。
たぶん、1つのことをやりながら、つねに他のことにも気を配るという訓練が必要だと思う。
「神経が太い」だけでも「細かい」だけでもだめで、やはりバランスが必要だと著者は説いている。
確かにそういうバランスが取れた人は非常に少ない。(自分も含めて)

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