絵画で学ぶ旧約聖書 – ヨシュア編

【この記事の所要時間 : 約 3 分


モーセによって後継者に選ばれたヨシュアは、約束の地であるカナンを手に入れる第一歩としてエリコの町を攻める。攻める前に2人の斥候を送り、町の様子を探らせるがエリコ側でもスパイ侵入を察知して探索していた。その時に2人の斥候をかくまったのが娼婦のラハブである。
上記の絵は、ヨシュアの斥候がラハブによって壁から降ろされて逃れる様子が描かれている。この斥候がヨシュアの元に帰りつきエリコの町の情報を得、ヨシュアはエリコ攻略を開始する。

この時、神の声がヨシュアに届く。その内容は、「軍勢を率いて聖なる箱を先頭に、角笛を鳴らしてエリコの城壁のまわりを毎日1周しなさい。ひとこともしゃべってはいけない。これを6日間つづけ、7日目には、7週して、そのあといっせいに鬨の声をあげなさい。」というものであったため、ヨシュアはこれに従う。

すると、エリコの城壁が崩れ落ち、そのタイミングでヨシュアの軍勢はエリコへなだれ込み、エリコ攻略に成功する。その後、エリコの隣町であるアイを攻略する。そこからは快進撃が始まり、住民を皆殺しにするなど、30あまりの王を亡ぼし、念願の約束の地を支配下におさめる。

ヨシュアは、イスラエル12部族にそれぞれ土地を分け与えた。これによってアブラハム以来の念願であったカナン入りという偉業を果たす。ここまでがヨシュア記である。次が士師記である。
ヨシュアの死後は、傑出した指導者が現れず、カナンの地は内憂外患、政情が定まらず、しばしば難局に直面した。このような時に大衆を指導したのが、士師であり、すぐれた士師の業績を伝えるのが士師記である。
以下の参考図書に士師記に関するざっとしたまとめが書かれていたので引用する。

よってもって士師記を手早く解説すれば、カナンの地に敵が攻めてくる、これはなんと、きまってイスラエル人が神との契約にそむいたせいなのである。つまり、神がイスラエル人に試練を与えるために、周辺の民族を強化し、イスラエル人を攻略させたのである。周辺の民族としては、そうだったかなあと首を傾げたくなるだろうけれど、聖書の記述によれば、断じてそうなのである。かくて多民族の圧制に苦しむイスラエル人の中に、ある日、士師が現れて神の教えを喚起させる。大衆は悔い改め、その結果、神の恵みにより敵を滅ぼす。そのうちに士師が死に、イスラエル人のたががゆるみ、また敵が攻めてきて、「こりゃ、どうしたことか」、「そういえば、最近、神様のこと忘れてたなあ」と神への背信に気が付き、その時偉大な士師が現れ・・・・の繰り返し。士師記では12人の士師が登場し、まあ、12回同じことが繰り返される、といった塩梅。

非常にわかりやすかった。

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