転職術 – 古田 英明 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 3 分

転職術 (新潮OH!文庫)
転職術

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古田 英明 縄文アソシエイツ
新潮社
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書評・レビュー・感想

・日本のビジネスマンの不幸

自分のマーケットバリューを知らされずに、20年も30年も同じところを走らされること。たまたま就職した会社の同期での順位づけは察することはできてもそれ以外の人との比較はわからなくなる。他業種との比較となると基準すらなくなる。

・ビジネスマンが知る必要がある事

自分がこの会社以外では一体いくらの値がつくのか?という正確なマーケットバリュー

・組織とは?

目的をより効率よく達成するためにあるシステムを基盤にした集団。いかなる組織でも2つの宿命がある。1つは、外との関係において柔軟性が不可欠だということ。もう1つは、内向きのロジックに対処しながら本来の目的をどうやって達成するかということ。内向きのロジックとは、パイの分取り合戦のことである。これは単なる消耗戦であり、組織を疲弊させるだけである。組織はパイの拡大を外に求めるべきである。宿命以外に、組織には2つの危険性がある。硬直化と内部腐敗である。感度のいい組織であれば、弊害にきづき軌道修正できるが、規制に守られている組織では、行き着くところまでいかないと方針転換できなくなっている。

・賢い転職スケジュール

一般的には、22〜29歳:訓練期、30〜37歳:発展期、38〜45歳:実働期、46〜53歳:円熟期、54〜60歳:収束期というライフステージに区分することができる。その場合、訓練期→発展期である30歳前後。発展期→実働期である38歳前後。の2回が大きな決断時期である。しかし、転職には考える時間も必要であるので、1回目の転職は1年間、2回目の転職は2年間の準備期間が必要であるというのが一般的である。

本書には履歴書診断例として20のサンプルも加えられている。著者はヘッドハンティングを職業としているコンサルタントであるので理想論ばかりではなく、かなり現実味がある内容が多いのでいい。一般的にはこうだという情報として頭にいれておいてもいい内容だと思う。ただ自分に当てはめる時には、これは一般的な例なので、注意が必要ではある。まず転職とはどういうもので、いままでに転職をしたまたは希望した人の情報などを知りたい方は一読をおすすめします。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

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