殿様の左遷・栄転物語 – 榎本 秋 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

殿様の左遷・栄転物語 (朝日新書)
榎本 秋
朝日新聞出版

減封、国替えどころか、改易・取り潰しも当たり前。そんな幕府に、大名たちはどう対処したのか?あわよくばと栄達を図った殿様たちの、策略は?歴史エピソードの中には、現代サラリーマンも思わず納得!の処世術がある。

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書評・レビュー・感想

大きく5章に分けられており、
1章は、関ケ原の戦いの後のドラマであり、西軍についた多くの大名が改易となったが、お家再興を果たした大名もいる。立花宗茂や岩城貞隆など。
2章は、江戸時代初期に改易された大名の事情や再興運動などを紹介している。福島正則の福島家や加藤清正の加藤家など。
3章は、後継ぎが廃嫡されたケースを特集している。毛利秀元や最上義光など。
4章は、付家老の特集である。付家老とは本家から分家に送り込まれた家老のことで、多くの場合、1万石以上の所領があったが、直臣から陪臣になってしまうなど家格の問題や付家老の役割から生まれるドラマが紹介されている。徳川家の付家老や松平家の付家老など。
5章は、陪臣から直臣へ大いなる栄転を果たしたケースが特集されている。その多くが歴史の教科書にも出てくる有名人である。柳沢吉保や間部明詮房など。
歴史として知っているものもあれば、そうでないものもあり、背景にあるドラマやストーリーなどとても面白く読めた。時代小説が好きな人にもお勧め。

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