バルチック海運指数(BDI)がリーマンショック後の最安値を下回ってきた・・・

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以前、景気の先行指数のひとつであるバルチック海運指数(BDI)についてエントリーしたが、リーマンショックの影響で2008年12月5日につけた663という数値を、2012年2月から下回ってきた。
2012年2月6日には、647という数値をつけている。
去年の年末からかなりの勢いで低下していることがグラフからわかる。
昨年10月に付けた高値からの下落率は約7割。
BDI_201201_01.png
下落の要因として、旧正月に伴う中国での貨物の滞りや余剰船舶による需給バランスの悪化などと言われているが、信用状(LC)不安による貿易の停滞がもっとも影響があるように個人的には思う。
今のユーロ危機によって欧州の金融機関が発行するLCは代金の支払いとして受け付けないというようなことが起こっているため、貿易取引自体が進まない状況になっているらしい。
信用状不安による貿易の停滞はぐっちーさんが触れている。
ユーロ危機が世界に与える影響の大きさがバルチック海運指数(BDI)にも出ている。
Wikipedia – 信用状

信用状(しんようじょう)とは、貿易決済を円滑化するための手段として、銀行が発行する支払い確約書。英語はLetter of Credit、L/C(エルシー)と略す(単にCreditということや、DC(Documentary Credit)ということもある)。
貿易取引は、相手が遠隔地にいるため、商品を発送しても買い手が確実に支払いをするかどうかを確証する手段に乏しい。このために発達した手段が荷為替手形という方式であるが、これに銀行による信用供与を加えてさらに確実にした手段が信用状決済である。信用状取引により、輸出者は船積みと同時に輸出代金を回収することができるほか、輸入者にとっても、輸入代金を前払いする必要がなくなる。
信用状取引は、通常、以下のような手順を追って行われる。
輸出者は船積書類を引き渡す。輸入者は船積み書類を用いて貨物の輸入通関と引き取りを行う。
発行銀行が買取銀行に買取金額を支払う。買取からこの支払い完了までにかかった金利は、信用状に規定された内容に従って、輸出者または輸入者に別途請求される。

BDI_201201_02.png

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