はて、面妖 – 岩井 三四二 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

はて、面妖 (光文社時代小説文庫)
岩井 三四二
光文社

足利義昭を京から放逐し、織田信長が天下人となった。幕府御用絵師として将軍家に代々仕えていた狩野家では信長に絵を献上することにし、四代目を継ぐべく若手絵師の源四郎に選定を託した。源四郎は、無謀にもかつて足利義輝に注文された屏風絵を信長に献上することに決めるのだが―(「花洛尽をあの人に」)。戦国の世、歴史に埋もれた人間模様を描いた傑作。

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書評・レビュー・感想

本書は、短編集であるが、共通点は、それぞれの主人公が歴史に埋もれた人たちであることである。戦国時代の有名な武将などの名は登場するが本人が登場することは少なく、そこから遠く離れた人たちが、そうした有名な武将の動きによって右往左往する様子が描かれている。
とても面白い仕上がりになっていて、面白い。こういうの結構好きかも。
内容は、以下の7つの短編。
 ・ 花洛尽をあの人に
 ・ 地いくさの星
 ・ 善住坊の迷い
 ・ 母の覚悟
 ・ 松山城を守れ
 ・ 修理亮の本懐
 ・ 人を呪わば穴ひとつ
この中では、「花洛尽をあの人に」と「松山城を守れ」が良かった。

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