ザ・サーチ グーグルが世界を変えた – ジョン・バッテル (書評・レビュー・感想)

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ザ・サーチ グーグルが世界を変えたザ・サーチ グーグルが世界を変えた

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書評・レビュー・感想

2005年5月にアメリカで発売された本の訳本です。
アメリカっぽく、訳本っぽい。
検索エンジンの黎明期から現在にいたるまでの歴史をいくつかのカテゴリに分けて紹介している。
黎明期に関しては、アルタビスタに関する記述が多かった。
DECの役員がハードウェアを売るためのPRとしてしかアルタビスタを見ていなかったという事実、そしてコンパックに買収され、さらにCMGIに売却され、最終的にはオーバチュア(ヤフー)に売却され現在にいたる経緯など小説風でおもしろかった。
それ以外の企業では、ライコス、エキサイト、ヤフーが登場。
そして第四章以降ではグーグルがページの過半を占めることになる。
adwordsやオーバチュアなどのペイドサーチの起源となったビル・グロスのゴートゥー・ドットコムの話は知らなかったことも多く、興味を引いた。本書の後半は、最近よく話題になるグーグルとプライバシーの関係、アメリカ政府や中国政府との関係についての記述だったが、根は深そう。
出版された時期もあるのでなんともいえないが、MSNの記述が少ないような気がした。
現在はやっぱりグーグル、ヤフー、MSNの3強体制なので、それぞれの企業が検索のパーソナル化とローカル化の方法をどうするかというのがポイントになると思う。
完全なる検索というものがあるとすると、現在はその5%程度の能力しかないといわれている。
時間軸という概念も検索エンジン側で実装されてくると思う。
『2005/01/01〜2005/12/31までの「グーグル」というキーワードでの検索結果』などといったように、ある瞬間のスナップショットではなく、そのスナップショットの蓄積を時間というメタ情報とともに検索するようになると思う。
現在自分が書いているブログを自分の孫、ひ孫などが検索する日がくるのかもしれない。

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