李登輝学校の教え – 李 登輝,小林 よしのり(書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

李登輝学校の教え (小学館文庫)
李 登輝 小林 よしのり
小学館

<師>李登輝
<生徒>小林よしのり
で繰り広げる白熱対談。
「人間とは何か」から「二国論の真意」、「歴史教育問題」まで中国相手に一歩も引かぬ男がここまでしゃべった。

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書評・レビュー・感想

本書は台湾論で一部使われていたもののノーカット版?的なものである。そういう意味では繰り返しが多いのは否めないが、なかなか楽しめる。現代社会への着眼でも

「豊かな社会には、逆に心の不安や精神の腐敗が生じてきます。やたらと功利主義的になったり、自我意識が肥大して、自分の中に自分の神様を作り上げるような自己中心的な考えの人間が出てくる。こういった問題を、教育によって是正する必要がある。」

という点はなかなかいいと思う。ただ、教育、教育と「ほんとに教育だけでいいの?」「教育さえ変えたらほんとに良くなるの?」と天邪鬼な私は思ってしまう。私はこういう患部摘出治療型があまり好きではない。なぜなら患部以外がきっちりと見過ごされているからであり、それが省みられないからである。
教育も必要だけど、それは子供の話で、大人はどうするの?現在の功利主義的な大人が絶滅するまで50年待てというのだろうか?もっとシステム全体をヒーリングするような方法がないのか?そのあたりに突破口があるような気がしてならないのだが・・・
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

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