日本名城伝 – 海音寺 潮五郎 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

城にもそれぞれ個性がある。岐阜城はただ一人を除いてすべて非業の死をとげていることや、小田原城の歴史は一種の震災史であり、そして姫路城には女のからんだ秘話が多い。南は熊本城から、北は函館五稜郭まで十二の名城にまつわる史話を歴史文学の第一人者であった著者が縦横に語った興趣つきない好連作集。

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書評・レビュー・感想

以下の12の城についての物語である。
 1.熊本城
 2.高知城
 3.姫路城
 4.大阪城
 5.岐阜城
 6.名古屋城
 7.富山城
 8.小田原城
 9.江戸城
10.会津若松城
11.仙台城
12.五稜郭
この中では奇妙な女がからんでいることが多い姫路城、1人を除き、すべての城主が非業の死を遂げている岐阜城などが良かったが、それ以外には、名古屋城、会津若松城、仙台城、五稜郭編が良かった。
名古屋城については、徳川宗春の件がでてきて、徳川宗春個人を追った小説を読んでみたいと思わされた。あとは、会津若松城、五稜郭編にある幕末期の佐幕派側の負け戦についてももっと読んでみたいと思った。
仙台城編に出てくる遣欧使節の支倉六右衛門については歴史で習って知っていたが、帰国後の様子やその後の運命などは教科書には出ておらず、知らなかったので勉強になった。

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