人間そっくり – 安部 公房 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

<こんにちは火星人>というラジオ番組の脚本家のところに、火星人と自称する男がやってくる。はたしてたんなるきちがいなのか、それとも火星人そっくりの人間か、あるいは人間そっくりの火星人なのか?火星の土地を斡旋したり、男をモデルに小説を書けとすすめたり、変転する男の弁舌にふりまわされ、脚本家はしだいに自分が何かわからなくなってゆく・・・異色のSF長編。

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書評・レビュー・感想

ん〜人間って怖いなあ〜と純粋に思えればそれでいいのかもしれないけど、さすがは安部公房だけあって演劇の脚本としても使える。緩急自在というかメリハリが効いていて、ページをめくるごとにリズムに乗ってくる。そして頭にイメージが湧いてくる。
頭に絵が浮かぶような表現って意外に難しい。そういうことを簡単にやってのける著者はやっぱりすごいと思う。構成も読者をわくわくさせるためにうまく組んでいると感じた。お勧め。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

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