ヤクザが店にやってきた – 宮本 照夫 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

「ヤクザ御一行様お断りいたします!」
執拗な営業妨害を続ける暴力団に一介の飲み屋の親父はいかに立ち向かったか?
ヤクザの親玉、チンピラ、その情婦も入り乱れ、虚々実々の攻防戦が繰り広げられる。
身体を張って修羅場をくぐり、商売のやり方を確立していくように、市井の知恵とたくましさが漲る奮闘記。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

暴力団のシノギの1つとして有名なのが、飲み屋などから集める守り代。基本的なやり方は、チンピラが飲みにいっていちゃもんをつけ店で暴れる。そこへこういうのが毎日くると店に普通の客が来なくなっちゃうでしょ。といい、毎月いくらいくらとなる。もちろん自作自演だが、そこに本当?の暴れる客が現れた時に守ってあげるというのが決まり文句。まあ用心棒代ということ。
ただし、これで払ってしまうと場合によっては、ヤクザのたまり場となり、勘定も払ってもらえず、ニッチもサッチもいかなくなってしまう場合も多い。またその街一番の繁盛店や有名店などはまた少し別な理由でいちゃもんをつけにくる。
もちろん用心棒代を取ろうというのもあるが、街一番の店に大きな顔をして入れる、またそのバックにいるということになるとその街全体に睨みが利くというのが一番大きな理由。そんな街(川崎)一番の繁盛店を経営していた著者がどのようなやり方でヤクザとわたりあってきたかを詳細に記述してあるのが本書である。
経験談なのでリアリティがあり、へーそうなんだ〜としらなかったことも沢山ある。もちろん、いろいろ変なところ(本編中には結構矛盾もある)もあるが、それは読んでからのお楽しみ。個人的には、ヤクザがターゲットにするのは飲み屋だけなのかなあと他の飲食店や小売店はどうなんだろうと別の興味もあるが、まあなかなか面白い本。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です