最後の伊賀者 – 司馬 遼太郎 (書評・レビュー・感想)

【この記事の所要時間 : 約 2 分

驚異的技術と凄まじい職業意識を持つ怪人たち、伊賀忍者はいかにしてつくられどのように生きたか。城取り、後方撹乱、探索密偵等、戦国の武器として使いちらされた危険な傭兵、詐略と非情の上に成り立つ苛酷な働きが、歴史の動きに影響を与えた不思議な人間たちを、自在に描く短編等、魅力溢れる7編を収録。
1.下請忍者
2.伊賀者
3.最後の伊賀者
4.外法仏〔ゲボトケ〕
5.天明の絵師
6.蘆雪を殺す
7.けろりの道頓
伊賀忍者がどのように作られたのか?
謎の多い忍者についての短編を中心に7編。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

書評・レビュー・感想

江戸期の絵師についての短編も。
非常に勉強になった。
忍者が上忍と下忍に分かれているというのは知っていたがその実際の生活や訓練方法等の詳細まではまったく知らなかったが短編の中でこと細かく描かれている。
戦国物の多くは大名や武士から忍者を見る視点が大多数を占めるが、本書では題名の通り忍者から大名、武士を見る視点が斬新で面白い。絵師についてもまた勉強になる。名前と作品は多少知っている程度の人も周辺情報を関連付けて入れられるとがんがん頭に入ってくる。
道頓堀の由来となった人物に関する短編もお勧め。
7編すべてが面白いという珍しい短編集。
(過去ブログからの転載シリーズ)

本エントリーは、過去に運営していたブログから転載したものであり、一部書き直しならびに追記をしてあります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください